■□■ いちはらやすし・こんなことしてますNEWS ■□■
□□ 2012 / 5 月 / 号外 □□
今日、5月14日、大飯町町議会が原発受け入れを圧倒的多数で承認しました。その中の町議の発言。この問題は大飯町の問題で、他の者がとやかくいう問題ではないと・・。
これをニュースで見ていた私。先日配信した市原康インフォメーションで、色々書いたのだけど、結局それはカットして短い文書を配信したことをとても後悔しました。ここに、そのときカットした部分、皆さんに配信します。
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・・ある学者はもう世界は変わってしまったのだと言った。過去のどんな戦争や大災害の傷痕も四季の自然の営みは優しく包んで癒やしてきた。しかし昨年に起こった原発事故。それは自然の営みそのものを深く傷つけてしまったらしい。放射能・・その強毒の性質はDNAを壊すというもので、ありとあらゆる生き物に影響を与える。要するに優しく傷を癒やすはずの自然環境そのものが傷ついてしまい、本来の能力を失ってしまう。それがはっきり目に見える形で進行すればまだ良いが、この強毒は水や空気や食物を通して自然環境の隅々まで行き渡り、まるで風呂桶にインクを一滴垂らしたときのように、あっという間に溶けて風呂桶の水と一体化してしまう。そこに生活している者は溶けちゃっているからあまり気にならないが、毒性がなくなったわけでも薄まったわけでもない。人は痛みを感じる神経があるおかげでいろいろな危険を本能的に回避するが放射能に関してはなんにも感じない。そしてあるとき原因不明の「調子悪さ」と戦うようになる。これは放射能によるものだと言っても「原発事故との因果関係は実証できません」ということばが今から聞こえてくるようだ。
福島原発。毎日気が遠くなるほどの水を使っておきながら、それが溢れてこない。でも温度は上がらないから大丈夫って・・その大量の水は生活圏に流れ出ているのだということをどうしてマスコミは指摘しないのだろう。漏れているところが見つからないから? どこに行ったかって・・どこに行ったとしても水の行方は明らかに「生活圏」ですよ。海底だろうが土中だろうが、それは生活圏です。人は地中から水をくみ上げ、魚は好きなところを泳ぎ回り、好きなところに移動する。食物になろうが糞になろうが肥やしになろうが、家畜に入ろうが野菜に入ろうが、どこに行ったって放射性物質は淡々と放射能を発し続ける。そう。溶けてなくなるものではないんです。
大飯原発の再稼働で大飯町の住民に説明会? 大飯原発の再稼働の説明会を大飯町の住民にすると言うことは、あたかも彼らが納得すれば出来るみたいな印象を与えるけど、「有事」にとばっちりを食うのは明らかに大飯町の人だけではないでしょう。関西全体の住民、いや日本国民全体の問題、いや韓国にも中国にも。いや世界中の人の了解・・それだったら多数決でもいいかもしれない。原発を動かすと言うことはそういう問題です。どこかの大統領が原発をやるやらないはその国が決める問題だと言っていたけど、、とんでもないです。
利権、経済問題・・。70年代だったか、排ガス規制が導入され始めたときのことを思い出す。そんなことをしたらエンジンの性能は落ちるし、コストはかかるし、自動車業界は大打撃。日本の経済も落ち込んでしまう。私もあのときはあこがれのスポーツカーなんて言ってられなくなるのかと落胆したもの。 しかし自動車は見事に進化を続け、今では信じられない加速力を持つ電気自動車の商品化がそれほど遠くない将来に確実にあるという時代。 今考えればあのイメージは自動車業界が作り出したもので、排ガス規制に必死になって抵抗していたんだなと思う。排ガスは有害なのに何故それを続けようとする? それってなんだ? 儲かりさえすればそれでよいと思っている株主のためにせっせと働く会社が悪い? やっぱり人から金を預かって何かをすると正論を主張する自由が亡くなる・・いやそれ以上に・・やってはいけないことなんじゃないかと思ってしまう。
もう一ついうと、原発は防衛上だって最悪だと思います。「ここに爆弾を落としてください。そうすれば我が国は滅びます。」そう言っているんですから。核弾頭は核爆弾をわざわざ積んで飛んでくるけど、そんな手間は要りません。弾頭の部分はこちらで用意してあります。それを壊すだけであなたの勝ちですよ。・・ああ止まらない。あまりにライブ情報とはかけ離れた前置きでごめんなさい。
と、ここまで書いて5月号ではカットしたのですが、矢張り言うことにしました。一つの県をだめにしてしまうリスクを負ってまで企画を進めようとする企業が世界中のどこにありますか。それをする企業はどういう考えかというと、「一つの県がダメになること」さえもリスクにならないくらいの利益がそこにある・・それ以外にどういう説明ができるのでしょうか。利益のためならなんでもする・・時代劇の世界です。
前回の大震災の規模にも耐えうるものを作れば稼働できるのか。当の本人たちが言っていたではないですか。あれは想定外だったと。想定外のことが起きるんです・・。今は昨年の震災を想定できるようになったかも知れないけど、その上に想定外というものがあるんです。それを「想定外」と言うんです。原発は休んでいたって同じこ。そこにあるだけでやばいんです。
と。私はこれを毎月ライブ情報を配信している皆さんに言わなければ、自分が悪いことをしているみたいな気分になってきましたので、この号外・・お送りすることにしました。
さらに先月の文書の最後には以下の4行がありました。
世界が変わってしまっても。
営みは続けます。
私はドラムを叩き続けます。
生きている限り。
あっ、それからもう一つ。
今日のニュースで京都10人の死傷事故。少年を運転過失致死傷容疑で家裁送りに。遺族の何ともやり場のない思いがテレビの画面から伝わってくる。
過失致死傷よりも罪が重いとされる危険運転致死傷は適用できないとの判断。何故? 「未熟な運転技能」は充分に危険運転致死傷に該当するというのに。少年は以前にも無免許運転をしている。それがどうして「未熟」でないという考えに至るのか・・。
危険運転に当たるか否か・・そればかり考えていて、そこがちゃんとしないと過失致死傷と言わざるを得ない・・とか思うのだろうか。ここで危険運転致死傷にしたら色々クレームが来そうだと思ってしまうのだろうかと・・そんなことを考えてしまう。そっちではなくて、この事例はどう見ても「過失致死傷」には当たらないと・・どうしてそう言う考えに至らないのだろうか・・。以前に無免許運転をし、今回も無免許で、しかも一晩中運転して疲れ果てている・・そんな運転をする者の行為がどうして「過失」なの? 過失致死傷というのは、普段はまっとうな生活と仕事をしている人が「誤って」人を死に至らしめてしまった・・ということでしょう。それでも罰せられるんでしょう。こんなことばは使いたくないが、地検の担当者は頭がおかしい・・と思ってしまう。危険運転に当たらないから過失運転なの? いい加減にしてもらいたい。人をバカにしないでもらいたい。
原発の話と言い、検察の話と言い、人間はこうも簡単に同じ「人間」を踏みにじることができるのかと、今更ながらに「人は罪人」ということば・・この原点に立ってものを考えないと、考えは先に進まない・・そんな気がする。
怒りを多くの人に投げかけるのは、直感的にはやりたくないこと。でも、このことは皆さんにも考えてもらいたいです。
□□ 2012 / 5 月 / 号外 □□
今日、5月14日、大飯町町議会が原発受け入れを圧倒的多数で承認しました。その中の町議の発言。この問題は大飯町の問題で、他の者がとやかくいう問題ではないと・・。
これをニュースで見ていた私。先日配信した市原康インフォメーションで、色々書いたのだけど、結局それはカットして短い文書を配信したことをとても後悔しました。ここに、そのときカットした部分、皆さんに配信します。
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・・ある学者はもう世界は変わってしまったのだと言った。過去のどんな戦争や大災害の傷痕も四季の自然の営みは優しく包んで癒やしてきた。しかし昨年に起こった原発事故。それは自然の営みそのものを深く傷つけてしまったらしい。放射能・・その強毒の性質はDNAを壊すというもので、ありとあらゆる生き物に影響を与える。要するに優しく傷を癒やすはずの自然環境そのものが傷ついてしまい、本来の能力を失ってしまう。それがはっきり目に見える形で進行すればまだ良いが、この強毒は水や空気や食物を通して自然環境の隅々まで行き渡り、まるで風呂桶にインクを一滴垂らしたときのように、あっという間に溶けて風呂桶の水と一体化してしまう。そこに生活している者は溶けちゃっているからあまり気にならないが、毒性がなくなったわけでも薄まったわけでもない。人は痛みを感じる神経があるおかげでいろいろな危険を本能的に回避するが放射能に関してはなんにも感じない。そしてあるとき原因不明の「調子悪さ」と戦うようになる。これは放射能によるものだと言っても「原発事故との因果関係は実証できません」ということばが今から聞こえてくるようだ。
福島原発。毎日気が遠くなるほどの水を使っておきながら、それが溢れてこない。でも温度は上がらないから大丈夫って・・その大量の水は生活圏に流れ出ているのだということをどうしてマスコミは指摘しないのだろう。漏れているところが見つからないから? どこに行ったかって・・どこに行ったとしても水の行方は明らかに「生活圏」ですよ。海底だろうが土中だろうが、それは生活圏です。人は地中から水をくみ上げ、魚は好きなところを泳ぎ回り、好きなところに移動する。食物になろうが糞になろうが肥やしになろうが、家畜に入ろうが野菜に入ろうが、どこに行ったって放射性物質は淡々と放射能を発し続ける。そう。溶けてなくなるものではないんです。
大飯原発の再稼働で大飯町の住民に説明会? 大飯原発の再稼働の説明会を大飯町の住民にすると言うことは、あたかも彼らが納得すれば出来るみたいな印象を与えるけど、「有事」にとばっちりを食うのは明らかに大飯町の人だけではないでしょう。関西全体の住民、いや日本国民全体の問題、いや韓国にも中国にも。いや世界中の人の了解・・それだったら多数決でもいいかもしれない。原発を動かすと言うことはそういう問題です。どこかの大統領が原発をやるやらないはその国が決める問題だと言っていたけど、、とんでもないです。
利権、経済問題・・。70年代だったか、排ガス規制が導入され始めたときのことを思い出す。そんなことをしたらエンジンの性能は落ちるし、コストはかかるし、自動車業界は大打撃。日本の経済も落ち込んでしまう。私もあのときはあこがれのスポーツカーなんて言ってられなくなるのかと落胆したもの。 しかし自動車は見事に進化を続け、今では信じられない加速力を持つ電気自動車の商品化がそれほど遠くない将来に確実にあるという時代。 今考えればあのイメージは自動車業界が作り出したもので、排ガス規制に必死になって抵抗していたんだなと思う。排ガスは有害なのに何故それを続けようとする? それってなんだ? 儲かりさえすればそれでよいと思っている株主のためにせっせと働く会社が悪い? やっぱり人から金を預かって何かをすると正論を主張する自由が亡くなる・・いやそれ以上に・・やってはいけないことなんじゃないかと思ってしまう。
もう一ついうと、原発は防衛上だって最悪だと思います。「ここに爆弾を落としてください。そうすれば我が国は滅びます。」そう言っているんですから。核弾頭は核爆弾をわざわざ積んで飛んでくるけど、そんな手間は要りません。弾頭の部分はこちらで用意してあります。それを壊すだけであなたの勝ちですよ。・・ああ止まらない。あまりにライブ情報とはかけ離れた前置きでごめんなさい。
と、ここまで書いて5月号ではカットしたのですが、矢張り言うことにしました。一つの県をだめにしてしまうリスクを負ってまで企画を進めようとする企業が世界中のどこにありますか。それをする企業はどういう考えかというと、「一つの県がダメになること」さえもリスクにならないくらいの利益がそこにある・・それ以外にどういう説明ができるのでしょうか。利益のためならなんでもする・・時代劇の世界です。
前回の大震災の規模にも耐えうるものを作れば稼働できるのか。当の本人たちが言っていたではないですか。あれは想定外だったと。想定外のことが起きるんです・・。今は昨年の震災を想定できるようになったかも知れないけど、その上に想定外というものがあるんです。それを「想定外」と言うんです。原発は休んでいたって同じこ。そこにあるだけでやばいんです。
と。私はこれを毎月ライブ情報を配信している皆さんに言わなければ、自分が悪いことをしているみたいな気分になってきましたので、この号外・・お送りすることにしました。
さらに先月の文書の最後には以下の4行がありました。
世界が変わってしまっても。
営みは続けます。
私はドラムを叩き続けます。
生きている限り。
あっ、それからもう一つ。
今日のニュースで京都10人の死傷事故。少年を運転過失致死傷容疑で家裁送りに。遺族の何ともやり場のない思いがテレビの画面から伝わってくる。
過失致死傷よりも罪が重いとされる危険運転致死傷は適用できないとの判断。何故? 「未熟な運転技能」は充分に危険運転致死傷に該当するというのに。少年は以前にも無免許運転をしている。それがどうして「未熟」でないという考えに至るのか・・。
危険運転に当たるか否か・・そればかり考えていて、そこがちゃんとしないと過失致死傷と言わざるを得ない・・とか思うのだろうか。ここで危険運転致死傷にしたら色々クレームが来そうだと思ってしまうのだろうかと・・そんなことを考えてしまう。そっちではなくて、この事例はどう見ても「過失致死傷」には当たらないと・・どうしてそう言う考えに至らないのだろうか・・。以前に無免許運転をし、今回も無免許で、しかも一晩中運転して疲れ果てている・・そんな運転をする者の行為がどうして「過失」なの? 過失致死傷というのは、普段はまっとうな生活と仕事をしている人が「誤って」人を死に至らしめてしまった・・ということでしょう。それでも罰せられるんでしょう。こんなことばは使いたくないが、地検の担当者は頭がおかしい・・と思ってしまう。危険運転に当たらないから過失運転なの? いい加減にしてもらいたい。人をバカにしないでもらいたい。
原発の話と言い、検察の話と言い、人間はこうも簡単に同じ「人間」を踏みにじることができるのかと、今更ながらに「人は罪人」ということば・・この原点に立ってものを考えないと、考えは先に進まない・・そんな気がする。
怒りを多くの人に投げかけるのは、直感的にはやりたくないこと。でも、このことは皆さんにも考えてもらいたいです。

新緑、生まれたての鮮やかな緑はいつも文句の付け所のない感動を与えてくれる。それは新しく生まれるものの特権だと言わんばかり。雪が解け、空気までが解けいってしまいそうなこの季節。その感動をおなかいっぱいに吸い込んで、それでも吸い込み足りないと思ったりする。春は紛れもない幸せの季節。嗚呼この季節が毎年変わることなく来ますように。
ある学者はもう世界は変わってしまったのだと言った。それでも今元気ならば、春を一杯吸い込みたい。
実はこの文章・・、書き始めたら原発の話になって・・。限りなくいろいろな思いが湧いてきて長くなってしまいました。それを敢えて「春を一杯吸い込みたい。」で終わりにしました。
さて5月。いろいろあります。12日(土)、古野光昭4、横浜ドルフィー。as,太田剣、pf,石井彰です。18日(金)には年に一回のビッグバンド「金城組」。赤坂Bフラット。管楽器、編曲などに興味のある方、それから勿論リズムセクションの方にもお楽しみいただけるかと思います。26日(土)はボーカルの白根真理子。横浜カモメ。pf,福田重男、そしてベースは私としては久々の鳥越啓介。そして27日(日)、松本峰明トリオ、曙橋プチ・サル・プレイエル。 ベースは加瀬徹。 こちらは完全予約制です。 noriko-matsumoto@mama.email.ne.jp まで。そして28日(月)、前田憲男/ウインドブレーカーズ。銀座スゥイングとなっています。
5月もどうぞ、応援よろしくお願いします。
TRIO'のツアーが終わる2日前、家内の父は急に天国に旅立ちました。そのことを書かなければ何も始まらないといっていた彼女。ちょうどひと月になります。見てやってください。
http://graceplace.blog83.fc2.com/
http://graceplace.blog83.fc2.com/

TRIO’春のツアー「初めて聴くのに懐かしい」・・お陰様で全行程、無事終了しました。ほとんどの所で会場一杯のお客様に来ていただき、素晴らしい出会いの時となりました。おいでくださった皆様、心より感謝、ありがとうございました。また15ヵ所それぞれのライブを支援してくださった皆様、本当にお疲れ様、ありがとうございました。皆さんのお力添えなしにはあり得ないTRIO’のツアー、これからもどうぞよろしくお願いします。
毎回変わるTRIO’・・と言っていつも始めるツアーですが、確かに変わった、けど、、私的には反省材料がしっかりありました。それでもCDの売り上げが300枚近くあったところを見ると,そのときに聴いたTRIO’の音をあとでもまた聴きたいという方が多かったのではないかと、勝手に期待を込めて思っております。私の反省・・どちらかというと次に繋げる大きな力になっています。次回・・またまた変わる・・はず。乞う、ご期待!です。
ところで、前回のライブ情報の最後に「老体が守られるように・・」と書きましたが、実にこのツアー、事件がありました。ベースの森泰人が体調を崩し、その頂点が長岡。恐らくライブにお越し頂いたお客様、森の様子を見て心配なさったのではないかと思います。以前にも森が主催する日本のツアーの最中に体にトラブルがあったことがあり、どうもそのときと同じような感触らしい。胃がかなりやられていると思われる。翌日には長岡の日赤病院でとりあえず薬を頂き、新潟へ・・。福田に言わせれば「彼は侍かアホかのどちらか」だと・・。何とその夜打ち上げで、酒こそ飲まなかったものの、私が頼んだ天ぷらを森が食べているではないか。福田は「彼に付ける薬はない」とまで言い放ったのであった。それでも薬のおかげかと思いますが、徐々に元気を取り戻した彼は最後までやり切ってくれました。本当にお疲れ様。ハラハラ致しましたが、よかったよかった。
そして、この旅ではもうひとつ出来事がありました。それはツアー終了の2日前、家内の父が急逝。松戸のライブに向かおうと着替えを済ませたところに連絡が入り、それから間もなく・・本当にあっという間でした。自分の父親が逝ったときよりも何故か悲しみが大きい。このツアーではアンコールの最後にやっていた「東北 /おおたか静流作詞, 梅津和時作曲」を、あの宮古で流され盛岡で復活した「Bar Cafe the S」以来、市原が歌うようになっていました。メンバーは頭がおかしくなったのではないか・・みたいな態度でしたが、盛岡SPEAK LOWのマスター木村さんの「ツアー最後まで歌ってくれ」ということばに支えられ、毎回歌っていました。因みに最終日は本人のおおたか静流さんに来ていただき、歌ってもらいました。それが、義父が亡くなったその日、松戸のアンコールではさすがに歌えず、演奏のみで始めました。「会いたくて、会い〜たくて・・名前を呼び続け〜る。」そのことばを歌ったらどうしたって泣いてしまう・・。でも、演奏途中から会衆を促すという気持ちになって、かろうじて生声で歌いました。いつも最後にこの歌・・。それだとライブ全体を重たく締めてしまうという見方もあるかも知れませんが、今回のツアーは3月11日の前の晩に仙台、泉ヶ岳で打ち上げられた花火のように、鎮魂、慰霊の「音の花火」を上げて東北を回る、そう位置づけたツアーでした。そして私にとってこの音の花火は突然逝ってしまった義父に捧げるものともなりました。義父は何故か「冥土の土産に」と言って、今までライブに来たことがなかったのに自ら予約を入れてBODY & SOULのTRIO’のライブに来てくれた。毎年抽選で畑を借りていた義父は、今年は応募しなかった。その「時」を知っていたかのようでした。
2012年、TRIO’ 春のツアー。忘れられないツアーとなりました。
ツアーが終わっても、岩渕まことデビュー35周年コンサート、金城寛文ライブ、ウインドブレーカーズライブと、かなり限界に近いスケジュールでしたが、4月は少し楽になります。
トピックス。木住野佳子pf、古野光昭b、往年の「養老院トリオ」復活。本人たちも否定しない。普通の社会ではボケがあればツッコミがあってバランスが取れているのだが、何故かこのメンバーだとボケしかない。それを楽しむようにしているのを見て、人々はいつしかこう呼ぶようになったのではないかと、、私なりの推測。5日(木)、横浜モーションブルーです。その翌日も横浜、関内Jazz is。なぜか毎回いろいろなミュージシャンが顔を出す大久保明gtトリオ。14日(土)には塚山エリコ/沼袋オルガンジャズ倶楽部。今回はベースの古野さんが参加。初顔合わせ。皆様のお越しをお待ちしています。
その他、クリスチャン関連で、17日(火)、歌声ペトラ/お茶の水OCC。21日(土)は同じOCCで賛美集会「ZAWAMEKI」。そしてこれはクローズドですが毎年お招きいただいている横浜は聖坂養護学校での岩渕まこと/ペトラストリートのコンサートが楽しみの一つです。
4月もどうぞ、応援よろしくお願いします。
TRIO'、旅の動画を御覧いただき、ありがとうございます。
さて、14日の WIMライブ、旅先からライブ情報配信ができず、こちらからお知らせします。
100名限定のお席、残り8席ほどだそうです。
それからお越しくださる皆様。座席が木の椅子で少々冷たいそうです。座布団のご用意をお勧めしますとのことです。また会場内には自販機がないので、ペットボトルなどの飲み物のご用意をお勧めしますとのことです。
以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、14日の WIMライブ、旅先からライブ情報配信ができず、こちらからお知らせします。
100名限定のお席、残り8席ほどだそうです。
それからお越しくださる皆様。座席が木の椅子で少々冷たいそうです。座布団のご用意をお勧めしますとのことです。また会場内には自販機がないので、ペットボトルなどの飲み物のご用意をお勧めしますとのことです。
以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。

TRIO'ツアー、名古屋、浜松、横浜、東京を無事終え、6日から東北方面へ出発となります。今回は出発から随時動画配信中。これに中毒症状になっている人が複数名いる模様。ご注意を。
http://www.facebook.com/

いよいよ2012,TRIO’ 春のツアー「初めて聴くのに懐かしい」・・始まります。17日間・・間にWIMのライブを一日挟んで、、本当のお休みは一日のみですが・・がんばりたいと思います。
今回のツアー、震災から一年目の3月11日をまたいでいます。ふるさとの光景を思い浮かべるような曲を演奏したら泣いてしまいそうです。でも先ずはそんな曲から始めてみようかなと・・。3月の10日には仙台郊外の「天国に近い場所」泉ヶ岳から花火が打ち上げられるそうです。天気が悪くて地上の者が見れなくてもいい。雲の上で開く花火を先に逝った人達が見れればいい・・。私たちのライブも今回は「鎮魂のライブ」となりそうです。でも沈んだライブではもちろんありません。私たちも元気に打ち上げます。音の花火を・・。今回のサブタイトルは「初めて聴くのに懐かしい」。初めてTRIO’を聴かれる方がおられることと思います。そして久しぶりに・・。でもそれはすべて初めてのようで、しかも昔から知っているような、,そんな音。そんな空間。決して演出するわけではありませんが、自分から出てくるもの、自分が出そうとしている「音」はきっとそんなものなんじゃないかなと・・そういう思いから出てきたサブタイトルです。逝った人達の魂を思い、今を思い、自分を思う。そんなときを皆様と分かち合えたらと思っています。
聴く度に変貌を遂げるTRIO’・・お楽しみください。 詳細はホームページ http://i-produce.net のライブ/3月をご覧ください。
1(木)名古屋、2(金)浜松、3(土)横浜、4(日)東京、5(月)お休み、6(火)山形、7(水)鶴岡、8(木)秋田、9(金)盛岡、10(土)盛岡、11(日)長岡、12(月)新潟、13(火) 軽井沢、14(水)TRIO‘ではありませんWong Wing Tsan(pf)ジャズトリオ、15(木)前橋、16(金)松戸、17(土)東京
皆様との再会、新しい出会いを楽しみにしています。
ツアーが終わりますと、三つほどコンサート、ライブがあります。23日(金)には岩渕まこと/デビュー35周年記念コンサート。最終日の東京/中野ゼロ小ホール。24日(土)は菊川な〜じゅ/金城寛文5。26日(月)は銀座スウィング/前田憲男ウインドブレーカーズとなっています。
老体が守られるよう、お祈りいただければ幸い。3月もTRIO’共々、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2月号ですが、先ずはTRIO’/春のツアー/3月 のご案内です。3月1日から17日まで。毎回これはやり過ぎだと体が言うのですが、何故かやる度に日数が増えている。
チラシのキャッチは「初めて聴くのに懐かしい」。過去のキャッチなどを見ておりますと「男は目覚め、女は安らぎ、こどもは眠る」「そこには熱い静けさがある」など・・。こうして並べてみていますと、自分が何を求めてやってきているのか、少しずつ見えてくるような気がします。少なくとも「姿」や「スタイル」にこだわるという考えはほとんどない。「その音がどこから出てくるのか」、それが変わらぬテーマであるように思います。
日程のみ記しておきます。詳細は市原のホームページ でご覧になれます。
3月
1(木) 名古屋・ミスターケニーズ
2(金) 浜松サロン
3(土) 横浜・Jazz is
4(日) 東京・BODY & SOUL
5(月) お休み
6(火) 山形・ぎゃるり葦
7(水) 鶴岡・中央公民館/大視聴覚室
8(木) 秋田・ドリームタイム
9(金) 盛岡・SPEAK LOW
10(土) 盛岡・Bar Cafe the S
11(日) 長岡・音色(ネジキ)
12(月) 新潟・ジャズ・フラッシュ
13(火) 軽井沢・Creative Complex Studio
14(水) TRIO’はお休み/森,市原はWIMライブ
15(木) 前橋・ピアノラウンジ・セントラルカフェ
16(金) 松戸・Cafe de KAORI
17(土) 東京・LEZARD
ホームページでは場所,時間,チャージなどがご覧になれますが、不明な点がございましたら市原までメールにてお問い合わせください。TRIO’一同、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。変わらぬテーマを持ちながらしかも毎回変わっていくTRIO’。音との出会いのひとときをどうぞお楽しみください。
以上、TRIO' 3月の「春のツアー」のご紹介でしたが、14(水)にさりげなくTRIO'とは違う「WIM」のライブのご紹介が入っています。WIMとはピアノのWong Wing Tsanと森泰人、そして市原と、、三人の頭文字を取った「WIM」。三枚のアルバムを出して忽然と消えた幻のトリオ。かれこれ10年になるでしょうか。再会した私たちがどんな音を出すか、それは文字通り「見もの、聞きもの」。タイトルは「Let's Make Noise」。100名限定です。詳細はこちら
さて、やっと2月の話ですが今月は東京音大の入試・・。作曲家になりたいドラマー・・う〜ん、なかなか希少ですな。すいません。もう締め切りました。事前のご案内、来年はしないといけませんね。高校生諸君! バンド、おもしろいですよ,ホントに。還暦過ぎたおじさんがはっきり言っているのだから間違いない。尤も生涯にかかわる話ですから安易に決める話ではありませんが、もうむずむずして誰に反対されようがもう「やってしまっている」君。君はやる資格・・あります。
おっと本題。2月のライブは少なめで英気を養い、TRIO'のツアーに突入という段取り。ざっといきますと・・4日(土)/大久保明セッション/自由が丘・マルディグラ。10日(金)/岩渕まこと35周年コンサート/仙台シルバーセンター。25日(土)は大阪クリスチャンセンターです。さらに3月に東京の全三箇所。詳細はこちら。26日(日)には岩渕まこと/ペトラストリート/大阪・上野芝キリスト教会の「コンサート礼拝」と「陽だまりコンサート」に出演です。詳細はこちら 。そして間もなくTRIO'、車の旅が始まるという仕掛けになっております。
ということで、2月,3月とどうぞよろしくお願いします。

新年、明けましておめでとうございます・・。
このことばがピンとこない年というのもそんなにあるものではないと思います。新しい年を迎えることが出来ておめでとう。今年もさあがんばるぞ・・と。そういう流れで言葉が出てこない。昨年は余りに打ちのめされた一年でした。そして新しい年、希望を持つことが出来るとしたら、それはただただ有り難い。
それでも、みなさん。おめでとう。新しい年を迎えることが出来て・・。悲しみを背負っていても、傷を負っていても、そして放射能という見えない大きな不安を抱え込んでいても、新しい年を迎えることが出来て、おめでとう。
TRIO’・・8年目に入りました。毎年二回のツアーをキープして今までやってくることが出来ました。毎回新しい出会い、それからまた次に繋がる。最初にツアーをしたころから思うとずいぶん楽にスケジュールも組めるようになりました。そして昨年秋にやったツアーではまた来春にも・・という声を頂いたところがいくつかあったこと。だいたい地方のライブは東京からグループを呼ぶのには精力がいるもの。同じ時期にふたつのグループが重なるととても背負いきれなくなる。そんな中で次も是非来て欲しいと言われるというのは少なからず励まされます。TRIO’・・今年のキャッチは、「初めて聴くのに懐かしい!」です。「懐かしい」というのはそのまま遡れば母の胎内・・。ああ、もともと自分の中にこれはあったんだと、,。「それ」を感じさせるTRIO‘でありたい。
3月、「春のツアー」をやります。大震災一年目の3月11日を挟んだ1日から17日まで。名古屋、浜松、横浜、東京、山形、鶴岡、秋田、盛岡2ヵ所、長岡、新潟、軽井沢、前橋、松戸、東京の全15回公演。車の旅でいつも反省するのがお休みを入れないこと。今回は清水の舞台から飛び降りたつもりでお休みを入れました。でも二日入れたお休みの内、一日は福田重男はヤマハの先生。そして森泰人と市原は東京でライブをやります。WIM・・何年ぶりでしょうか。ビアノのWong Wing Tsanのトリオです。正確には分かりませんが10年ぶりだと思います。伊達に歳をとっていない三人がぶつかり合います。・・ということで、三月のことはまたご案内するとして、1月のライブ・・。何となくあります。
7日(土)、横浜Jazz Is・・大久保明ユニット、,なぜかスタジオ系のミュージシャンが顔を出す。15日(日)、沼袋オルガンジャズ倶楽部・・塚山エリコorg.。ニューヨークからベーシストを迎えて二回目なのです。前回ユーストリームで中継していたらしいですが、今回はあるのかな・・。17日(火)、銀座スウィングシティー・・西村協vo.。あのスウィング系列の店が1月一杯と言うことで、私としては最後の演奏になります。31日(火)、前田憲男/ウインドブレーカーズ・・銀座スウィング。スウィング系列最後の砦。私たちも応援せねば。
ということで、今年もどうぞよろしく。皆様のお越しをお待ちしております。
詳細はホームページ、「ライブ」の2012年 1月をご覧ください。

撮影 : 山口敦
ツアーが終わり,その後の事務処理・・いつも中途半端で分からなくなってしまうところ、今回はがんばりました。
ツアーで出会う可成りの数の方々のことをやはりちゃんと覚えていたい。大きな声では言えませんが、あとで名刺を見ても全く覚えがないと言うことが・・。だから最近はなるべく写真も撮るようにしているんです。写真を撮るとさすがに人の顔を覚えない私にも何となくインプットされる。やはり次にお会いしたときにしっかり覚えていられたらうれしいですね。十日町で会った倫太郎君・・これ見てくれてるかな。
あっという間の一年間・・といっても今年は本当に試練の年でした。私が試練などと言うのはちょっとおこがましいわけで、言ってみれば我が国も世界も試練の年、,それがまだ続いていると言ったところでしょうか。普通の場合試練というと、それを生かして次があるという・・プラス思考で乗り切る。いや、それ以上に「すべてのことが益になる」という思考の武器があるわけですが、今回は大きな「負の遺産」が残ってしまいました。これで次のステップに・・という考え方がとてもしにくい。それでもこれを次に生かすことは私たちに与えられた最低限の務めですね。それが全く忘れ去られてしまったような議論を聞くこともある。放射能は痛くもかゆくもないというのが厄介です。今の状況ならガンになるまで分からない。なっても「因果関係が証明できない」という言葉が必ず出てきそうな。・・この辺にしておきます。
さて、12月。何となく忙しい。2日(金)は金城寛文カルテット・・今回はトロンボーンのゲスト 三塚知貴さんが加わってクインテットになります。35才というのは我々にしたらかなり若いです。共演が楽しみです。12月はディナーショーが毎年あります。阿川泰子さん。8日(木)が静岡。18日(日)が長崎。そして22日(木)に東京となっています。セレブなひとときを・・。それから前田憲男さん関係。16日(金)にJazz Summit 2001 in 調布。ゲストに日野皓正さんをお迎えしていつものウインドブレーカーズとは違うメンバーの前田憲男スペシャルビッグバンドでのコンサートです。そして20日(金)には今年最後の銀座スウィングのウインドブレーカーズです。24日のクリスマスイブには福田重男トリオ。ベースの上村信さんとのトリオです。浅草ソウルトレーン。
TRIO’の来年の春のツアー、ほぼスケジュールが固まってきています。どうぞお楽しみに。 今年一年、応援をありがとうございました。
以上、詳細はホームページ、「ライブ」の12月をご覧ください。
12月もどうぞよろしく、応援をお願い申し上げます。

11月10日 浜松。田町サロン、ジャズナイトの例会。今回は第84回。TRIO’は毎年のように出させていただいて、浜松へは安心して出かけられるようになりました。暖かい空気の中で最後まで・・。演奏していてふと、今日来ている人たちは上原ひろみとはまた違うところを求めている人達なのかなあなど・・考えなくても良いことが頭をよぎったりして・・。浜松というのは特別な場所で、聴衆がとても厳しい耳を持っているというような感覚に襲われることがある。実際はどこに行っても聴いてくださる方たちの耳はかなり自然体で侮れないのだが・・。今回はそんな思いも回を重ねるうちにすぅ〜っと消えていく、、そんな感触でした。最後に主催の平野さんの「ストレスのない演奏」という言葉・・うれしい言葉でした。 写真撮影・中小路太志
11月11日 東京・LEZARD/レザール TRIO’秋のツアー、最終日。車で毎日運転をして・・ということがかなり体力的にも限界であることを毎回感じているにもかかわらず目一杯のスケジュールにしてしまって・・。終わりに近づくにつれ反省モードに。話は逸れますが、来年春のツアーは3月1日から17日まで。今度こそは長距離移動日は移動だけにする。その他にも一日お休みを入れる・・など、誓いを立てたのでありました。三人車の旅、一日でも営業日が減れば赤字に転落、、そんな営業マン感覚は捨てることにいたしました。
話を戻しますと、この日のLEZARD、文字通り立錐の余地がない。動けない、注文できない、トイレに行けない・・に近い。うれしい悲鳴。皆さんありがとう。今回の旅も熱く終わりました。
森はスウェーデンに帰りました。福田は東京の仕事を二三日してまた旅に・・。私は骨休めです。あ、それと肉も。

11月7日、朝の7時に松江を出発して呉に向かう。松江付近は高速道路があるのになぜか成り行きで一般道を走ってしまう。結局またまた予定ギリギリ。なぜ朝の7時出発かというと、呉のコンサート「てらだ稔とジャズを楽しむ会」を取り持ってくださったY氏のお取り計らいで、呉ならではのお土産をいただくことに。それは呉港沖に停泊中の海上自衛隊の補給艦「とわだ」を訪ね、お昼に「海軍カレー」をいただき、東日本大震災の際の活動の報告を映像付で見せていただき、さらに船内を見学させていただいた・・そして最後にはお土産までいただいて帰るという、頼んでも叶う話ではない特別な体験をさせていただきました。
夜は打ち上げで、集った方々はほとんど・・かどうかはわかりませんが・・海軍関係の方々・・。いろいろなお話を伺うことができました。私にしてはまずお会いする機会のなさそうな方面の方々で、改めていろいろなことを考えさせられました。「国」のために命を捨てるというひとつの価値観の上に立っておられる方々・・。こういう方々との交わりは私にとってとても貴重な時になったように思います。「国」・・それは何か。この大きな命題がそこに隠されているように思わされて、普段そちらの方に頭を使うことのない者が頭の奥のどこかをトントンと叩かれ、「起きよ」と言われたような・・。お世話になった皆様にありがとう、感謝々々。私にとっては今回の旅は「原発のウソ」に始まり、お寺でのライブ、そして海軍と・・とにかくいろいろなところに行かせていただいたなあと・・、何か不思議な感じがしています。
11月8日 広島は近いです。SPEAK LOWというお店、新しくて洒落たお店で最近は外国からもアーティストを呼んでいるようです。TRIO'としてもお店がいっぱいになるべく努力せねばと準備してきました。考えたのがお客様へのプレゼントみたいな感覚で、来ていただいた方にはライブが始まる前の時間帯に「ジャズ聴き方教室」を無料で開催するというふれこみで、各方面にもご協力を頂いて準備をしておりました。ところが蓋を開けましたらゲロゲロっ・・。参加者ひとり? それともう一人加わったのがジャズボーカリスト、会わせて二名?。今回のツアーで初めての危機と言えましょう。それでも予定通り「聴き方教室」突入。実はこの時間、とても良いひとときとなりました。二人の受講者、しかも一人は歌手なので、今更聴き方教室も何もないのですが、テーブルを囲み、私が用意した台本に沿って話を始めますとメンバーからもいろいろな話が出る。思わぬ方向に話が進み、顔をつきあわせて話し合うかと思えば、話の流れですぐに演奏。こんな贅沢な・・と私が言うのも変ですが、「体験」としては極上でありましたと言ってしまいましょう。
さて、心配しておりました本番のお客様・・最終的には大体のテーブルが埋まりまして、なんとか成功。CDも数を数えますと半分近くのお客様が買ってくださった事になる・・。よし、できるぞ、、という感触を頂きました。

11月3日から三日間。鳥取滞在。「鳥取JAZZ」に浸る。それにしても今回のツアーはどうして移動がブルースブラザースモードになるんだろう。鳥取に向かう日、朝10時出発の予定。予定表に記入されている鳥取までの距離・・120km。・・実は160kmくらいあった。120kmくらいなら10時に出ることはないと思い、メンバーに11時出発にしましょうと告げたのが運の尽き。鳥取では午後1時45分から歩行者天国になっている路上で「夢フェスタ記念合唱団」が始まるので、参加は市原だけだがこれに間に合わなければならない。それに続いて菊池ひみこトリオ、そして我がTRIO'が三曲ほど。市原は三つとも演奏。そして夕方には歩行者天国が解除になる訳で、絶対に遅れてはいけないスケジュールが組まれていることに、終わってから何となく気がつく。話を戻すと宿泊地の大阪伊丹を出たのが11時半。え? 1時間半で鳥取に着かなければいけないの? と、運転中に事態の深刻さに気がつく。スピードを出すと倍くらい疲れますが、しょうがないです。本番10分くらい前に着いたそのときの路上ライブでの写真。何もなかったような顔をしております。
その後ホテルにチェックインした後、夕食をいただいて、アマチュアのセッション大会にTRIO'のメンバーで参加。アマチュアの魅力って、やはりはじけているかどうか・・ですかね。上手い下手などは関係ない。もちろんプロもそうなんですが・・。参加しているミュージシャンたちも顔見知りになって来ていて、鳥取とのつながりも少しずつ深まっている、、うれしい感触。
この日はこのツアーで初めてではないか・・TRIO'水入らずの飲み会。気が緩んだか・・異常に盛り上がる。
二日目、11月4日はエリック宮城、近藤和彦を加えてのひみこバンドのコンサート。最後にTRIO'の福田と森も加わり、ひみこがエレキピアノ、福田がピアノ、森がウッドベース、斎藤誠がエレキベース。・・ということで、翌日のTRIO'のライブのアピールをさせていただきました。
三日目、11月5日はいよいよTRIO'のライブ。が、それだけではない。昼間、市原は「こどものためのジャズワークショップ&コンサート」。子供たちがジャズの体験をする。リズムに合わせて体を動かし、楽器をならす。これにはエリック、近藤も参加してのこどもたちの「夢フェスタ合唱団」も出演。おじさんたちも子供たちに一言ずつ・・と言った具合。同じ時刻に福田、森は「リズムクリニック」。結構大勢の若者が集まって「良かった」らしい。とにかくクリニックを体験できたことはとても+になることは確実。僕らだって一緒にクリニックをしていて同じ仲間から多くを学ぶんだから、、。
そしていよいよTRIO' ライブ。決してあふれるほどのお客様ではありませんでしたがとても熱く迎えられているなと実感。鳥取もTRIO'にとって少しずつなじみの場所になりつつあるようです。今回のツアー、本当に各地でうれしい感触。すごく恵まれたツアーとなっているなと毎日感じています。
このライブ、最後には夜に別のところでクリニックをやっていたエリックと近藤が顔を見せる。そしてアンコールでのセッション。そしてこのツアー、必ず最後にやっている曲があります。「東北」、梅津和時作曲、おおかた静流作詞、300円でダウンロードできるこの曲、そのお金が東北のために使われます。ちょっと心を静めて皆さん帰られました。
鳥取の皆さん、多くの出会い。うれしいことでした。ありがとう。
11月6日は松江。なんだか洒落たエリアにある小さなピアノバー「ピアノ」。本当にピアノバーだからピアノがあるだけで他の楽器が入ることは想定されていない。ベースとドラムの間が店の入り口といった案配。いつも出雲〜松江地域でTRIO'を応援してくださっているKさんに無理を言って準備していただいた。人数こそ少なかったがこちらもとても暖かい空気の中でのライブ。終了後地元のジャズファンや大学生たちとのうれしい交流。医者を目指す青年とドラムの話・・。こりゃ医者になっても役に立つんじゃないかと勝手に思い込む。またジャズファン・・といってもみな楽器をやる連中。かなり深いところを見られているんだなあと話をしていると感じる。すごく的確な感想をおっしゃる。私にとってはうれしい感想だったからそう思うのか。

ご報告、遅くなりました。本当はリアルタイムがおもしろいのですが、あいにく全くアップする時間がありませんでした。冷めかけたころに・・ですが、ご報告、ご覧ください。細切れにアップしていきます。
ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ライブハウスオーナーの皆様、企画をしてTRIO’を招いてくださった皆様、本当にありがとうございました。 写真撮影・土屋由紀
11月1日。十日町 円通寺 ・・。自分たちが時々ブルースブラザースとかぶることがある。この日、軽井沢を出発して午後の3時に十日町に到着の予定。前日の軽井沢では地元のミュージシャンたちと夜中までセッションで盛り上がり、そのあともペンションでオーナーご夫妻と盛り上がり・・。やはり同年代というのは危ないです。(笑) そして翌日、朝食をいただき、何となく片付け、準備をしてふと気がつけば12時半頃になっている。二時間半で十日町まで行く? 慌てて髪の毛逆立ち状態で十日町へ疾走。隣には体調不良で顔面蒼白の福田がうずくまっている。着いてみれば予定を少々オーバーしましたが、なんとか間に合って・・。なぜか着く頃に福田は快復。珍道中の始まりの予感。
円通寺の入り口を車で入るととても感じのいい青年が私たちを迎えてくれました。ご住職のご子息。そして新潟方面をサポートしてくださっている四人が勢揃いで出迎えてくれて、うれしい再会。
やる場所は仏壇がある大広間・・。畳の部屋にグランドピアノが入れてある。後でわかったのですが、三枚の鉄板を下に敷いて、更に三枚を使って少しずつ移動しては鉄板を使い回して奥まで運ぶという・・ピラミッドの石を運ぶ光景が目に浮かぶ・・。ここまでやるかと思いきや、ご住職はかなりの音楽マニアまた録音マニアでパソコン上には音楽ソフトが立ち上がっている。なるほど・・と納得。会場である本堂には100人を超えるお客様が詰めかけ、熱い空気のライブとなりました。当初お客様の大半はジャズなどには慣れていない方だと聞いていたのですが、全然そんな空気は感じられず。私たちも最後まで「安心」をしてライブを終えることができました。ヘギ蕎麦とおにぎり・・めっちゃおいしかったです。
11月2日。宝塚・・。この日は福田、森が珍しく時間通りに集合。そりゃこれから宝塚へ行くのだから・・。今回の一番の長距離移動。北陸道を回り名神に入り宝塚まで。さすがに疲れました。IとFが運転するとかなり平均速度が上がるのですが、Mが運転すると平均速度が30kmほど落ちるんですね。気を抜いていまして、気がつくと、、これ間に合うの?状態。ここ宝塚BACK STAGE。こちらはほぼいっぱいのお客様で、いい感じで終わりました。というより、これは私自身の感触ですが、TRIO'がまたひとつ剥けたかなと、その日の演奏は私にとっても新しい感触のTRIO’だったんですね。このBACK STAGE、回を重ねて来たこともあり、地元のミュージシャンの方達もきてくださって良い交わりのときを持つことができました。こういうのが一番うれしいです。その地域の方たちとの関係がだんだん密になっていくという・・。おいで下さってみなさま。ありがとうございました。








