
原発の話ばかり書いて、今月は少しは違うことを書いてみようと思ったとたん、大飯原発は電気は十分に足りていた。福島の蝶に奇形の報告。反原発を扱うテレビ番組が無くなっている・・など。そんな話ばかり聞こえてくる。どうしてそんなに無理してまで? 原発にかかわる国の動きを大きく捉えてみるならば「原発推進はなにがなんでもやらなければならない」と、声は聞こえなくとも大声で言っている。細かい議論などはすべて無視。理屈もなにもあったものではない。その動きの矢印の先。私には「いつでも核武装ができる国」という方向に向いていると思えて仕方がないし、そう考えるならばすべてがすっきり理解できる。福島の被災者の痛みよりも、国民を守ることが優先という考えに立てば、何が何でもやらなければならないという考え方が途端に正当化される。そしてそういう議論がおおっぴらにできないものだから訳のわからない強引な力が暗躍することになる。実はしなければならない話は原発推進か否かという話ではなくて、核武装は是か非かという話なのではないだろうか。
さて、9月。阿川泰子さんのライブが始まります。9/6(木)東京、10/1(月)大阪、10/6(土)名古屋となっています。今年は熱帯ジャズ楽団のリーダー、カルロス菅野さんをゲストにお迎えして・・。私は実はラテンの世界はとても好きなんです。底なしの明るさと言いますか。自分にないものに憧れるのでしょうか。ということでどんなことになりますか、楽しみです。それからこちらは初参加、アルトサックスの矢野沙織さんのライブがあります。8日(土)西新井カフェクレール。11日(火)には久々の林研一郎/Unit9 Jazz Ensemble/赤坂B♭。そして17日(月)は大谷よしみプロデュース「リトルミュージシャンズコンサート」小金井市民交流センター 小ホール。こどもたちとご両親との共演。ゲストにドラえもんのうたの山野さと子さんをお迎えします。そして25日(火)、お馴染み前田憲男ウインドブレーカーズ/銀座スウィングとなっています。
詳細はホームページ http://i-produce.net 「ライブ」をご覧ください。
9月も皆様のお越しをお待ちしています。