
毎年この時期になると、自分はこの一年、何をやってきたんだろう・・と考える。この一年というものに何らかの意義を見出したい。そんな思いをもって振り返る。演奏家としてはどうなんだろう、芝居もやったけど・・。そういうこともあるけど60代の半ばに達しようとしているときに、人としてはどうだったんだろう。そんなこともちょっとは考える。けれどとにかく今年一年、前を向いて歩いてくることができた。否定的な思いにとらわれるチャンスなどいくらでもあったけど、心は守られてきた。必至で踏ん張ってきたわけではない。状況や努力から来るものとは全く異次元の平安と静けさがいつも伴っていた。演奏や人との関係がうまく行くときもあれば惨めな結果に終わるときもあったが、そのような事とこの平安とは関係がなかった。私の弱さ、日常では余り使い慣れない言い方をすると「私の罪」、をになって十字架で死に至るまで苦しまれ、すべての人のためのあがないを完了し、そして死からよみがえられたイエス・キリストがいつもいて下さった。「死を超えた永遠」を愛のうちに保証して下さるこの救い主。「わたしは決してあなたを見放さず、見捨てない」と言われるイエス・キリストをいつも覚えつつ残された時間を歩んで行きたい。
さて、12月。いろいろなところで演奏の機会が与えられることはうれしいことです。12/13(金),14(土)はMr.Jazz Vocal 早大ダンモ研の後輩でもある丸山繁雄 in 名古屋 jazz inn Lovely の2daysライブ。40年経った今ごろになって時々ご一緒させていただいています。名古屋は私の出身地なのですが友達が少ない (涙) 。 でも丸山君を通して新しい出会いがあるのを楽しみにしています。二日間じっくりですからね。17日(火)は阿川泰子、毎年恒例のクリスマスディナーショー。ホテル椿山荘東京です。弦カルと元 T-SQUAREの本田雅人さん(sax)をお迎えしてのゴージャスなひとときを。 18(月)は東大卒の異色ジャズシンガー、鈴木重子さんの六本木スイートベージルでのライブ。ウォン・ウィン・ツァンがバックをつとめますが、後半は彼のピアノトリオのジャズバージョンに・・。ベースはコモブチキイチロウです。鈴木重子さんとは初めての共演ですのでどういうものになりますかわかりませんが、楽しみにしています。21日(土)には私が所属しています教会「ジーザスコミュニティ国分寺」が主催する、2013 クリスマス・ジャズ&ゴスペル・コンサート。前田憲男さん等の世代で活躍されていたギターの潮先郁夫さん、そして息子さんの潮先保彦さんがピアノというジャズのひととき、そして教会の賛美チーム、牧師、桜井知主夫さんのクリスマスのお話。無料ですからぶらりと寄って下さい。13時半からです。23日(月.祝)は京都東急ホテルで阿川泰子、クリスマスディナーショー。24日(火)は東京音楽大学、インストゥルメンツコースの説明会及びワンポイントレッスンがあります。他の学科は有料ですが、このワンポイントレッスンは無料です。どうぞ受験を考えておられる方はぜひお越し下さい。お申し込みは21日、17時までです。
12月も皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
今年一年、ありがとうございました。
詳細はホームページ http://i-produce.net 「ライブ」をご覧ください。
写真は機上から、雲の切れ目。
副題「人はこんなに高いところに上っていいもんだろうか」