
旧年中はあたたかい応援、ご支援をありがとうございました。今年も市原康個人として、TRIO’として、活動を続けて参ります。なにとぞ宜しくお願い申し上げます。今年は何か不穏な幕開けとなっていますね。中国、北朝鮮、中東、移民、テロ、またそこから派生して世界同時株安など。また地球温暖化に伴う異常気象の心配はさらに深まりつつあるように見えます。20年前にはまさかこんなに地球が揺さぶられる年が来るなんて、想像だにしていませんでした。以前、私は原発の問題についてこの場でも語ってきたことがありました。しかし、それ以後は政治的な、また人道的な問題についても敢えて触れないでいました。神の愛は、自民党だろうが共産党だろうが、また詐欺師だろうが、殺人者だろうが、餓死していく人の上にも、またそれをもたらすような行為をしている者の上にも徹底的にそそがれている・・。だからこの最も大切なことの焦点がぼやけることからは遠ざかっていました。しかしながら、近ごろアメリカ大統領選挙が近づいてドナルド・トランプという人の発言がお茶の間にも伝わってきています。久しぶりに発言したくなり、ブログにもアップしたりと、そんな年明けです。(http://ichiharablog.blog83.fc2.com/) お時間がありましたらご覧になってください。添付の写真は家内の惠美(ヨシミ)の詩です。年賀状に使いました。苦しさ、悩み、痛み、不安の中に見出す光、それがいのちをくれる・・。その光を皆さんと分かち合いたいと願っています。
さて、年開けて、1-2月はまったりした(笑) スケジュールとなっています。ちょっと毛色の変わったライブが少々と毎月の歌声ペトラという賛美歌の集会のみで、あとはのんびりした感じです。その間に東京音大の入試があります。我が東京音大のインストコースは「リーダーシップ」を取れる演奏家の育成を目指しています。ドラマーであっても作編曲に携わり、また意見を言うことが出来るような人材育成です。今回の入試はともかくとして、もし興味がおありでしたらいつでも市原までお問い合わせください。高一くらいから、受験生のための夏期講習など、音大の空気に触れることが出来るイベントがいくつかありますのでチェックなさってください。ライブ情報の入試の日程のところから、入試要項、インストゥルメンツコースにリンクしています。ただし作編曲などは興味がなくて、とにかくドラマーになりたいという方にはこのコースはおすすめできません。
1/21(木)、東京駅からすぐのCOTTON CLUBというところで、ジュディ・オングさんのバースデーライブをやります。この日はもっぱらジャズです。普段聴くことの出来ないジュディさんをどうぞ。そして翌日1/22(金)、これまた久しぶりですが、以前NHKの「青春のポップス」という番組に参加させていただいていましたが、あの感じを彷彿とさせる「ときめきスタンダードポップス“一夜かぎりの夢の共演”」というステージ。伊東ゆかり、今陽子、尾藤イサオという、やはり私の年代の方でないと・・かな? かつしかシンフォニーヒルズ/モーツァルトホールです。そして1/29(金)はお馴染み、大久保明(ギター)カルテット。サックスの小池修を迎えての濃いひととき。狭いライブハウスですが、ミュージシャンのたまり場のようになっています。ミュージシャンでない方にもおもしろいと思います。
詳細は、ホームページ http://i-produce.net ライブ/2016.1-2月をご覧ください。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
私はSNS上での政治的な発言を控えてきました。なぜなら神の愛は自民党だろうと共産党だろうとすべての人の上に注がれているのですから、この最も大切なことの焦点がぼやけるようなことはするべきではないと思っていましたから。
ところが昨今の世界の動きを見ていて「発言」をしたいという思いに駆られました。今、ヨーロッパではシリアからの難民で溢れかえっています。難民を受け入れていくと、当然のことながらヨーロッパ各国の低所得層は職を失うことになります。難民の方が安い賃金で雇えるからです。当然のこと、難民に対して強い反感を持つ層の力が増してきます。しかもテロを心配しなければならないとなるとその反感が勢いを増すのは必至と言えるでしょう。
アメリカの共和党大統領候補のドナルド・トランプという人は破竹の勢いで支持層を集めています。彼はイスラム教徒を入国させるなと言っています。ヨーロッパでも難民を締め出す政策を声だかに叫ぶ指導者への支持が高まってきています。これらの現象は現地が被る負担のことを思えば避けえないことと言わざるをえません。もはや同情や博愛精神などで頑張っても、とても抗し切れる状況ではない日が目の前に迫っているようです。
みなさん。この流れはすでに避け得ないものであることを踏まえつつ考えていただきたいのですが、あのトランプ氏の発言の「イスラム教徒」を「ユダヤ人」という言葉に置き換えてみてください。第二次世界大戦から学んだ現代人なら、これからどういう展開になってくのか、容易に想像がつくのではないでしょうか。あのトランプ氏にはっきり不快感を示しているのがイスラエルのネタニアフ首相です。ユダヤ教の代表みたいな人がイスラム教徒排斥の発言に不快感を示しているのです。普通ならあり得ないことです。しかし彼らユダヤ人は今の時の流れを世界で最も敏感に嗅ぎ取っているのではないでしょうか。世界史の中で最もおぞましい出来事を繰り返すためのお膳立てが再び整いつつある時なのだと。
どうしたらいいのか、私は知りません。すでにこの流れは川の流れと同じで逆戻りなどあり得ないように思います。また聖書の預言書にある終わりの時の様相を想像させるような事態になっているようにも思えます。尤もそれはまったくわからないことで、第二次大戦のさなかにも世の終わりだと思った人も多くいると思いますが。しかし少なくとも今、世界が、国が、人びとが、自分がどこに向かって進もうとしているのか、はっきり覚える時なのではないかと思います。
自分の生活がめちゃくちゃにされるとしたら、話し合いなどという言葉はどこにも似合わない。全力で家を家族を子どもを守るでしょう。人は最終的には自分を守るようにできています。国益という言葉を使って物事を進めようとしている首相がいます。国益という言葉を裏返せば戦争です。 株価をあげてくれるなら、福島がちょっとくらいなおざりにされても目をつぶってしまう人が国民の大半だということです。しかしながら、そのような指導者が支持を得ていく時代でもある。まさにヒットラーが民衆の支持を得ていく構図をリアルタイムで見ているように感じるのは私だけでしょうか。
トランプ氏が大統領に選ばれない程度の分別がアメリカにあることを願うものです。
ところが昨今の世界の動きを見ていて「発言」をしたいという思いに駆られました。今、ヨーロッパではシリアからの難民で溢れかえっています。難民を受け入れていくと、当然のことながらヨーロッパ各国の低所得層は職を失うことになります。難民の方が安い賃金で雇えるからです。当然のこと、難民に対して強い反感を持つ層の力が増してきます。しかもテロを心配しなければならないとなるとその反感が勢いを増すのは必至と言えるでしょう。
アメリカの共和党大統領候補のドナルド・トランプという人は破竹の勢いで支持層を集めています。彼はイスラム教徒を入国させるなと言っています。ヨーロッパでも難民を締め出す政策を声だかに叫ぶ指導者への支持が高まってきています。これらの現象は現地が被る負担のことを思えば避けえないことと言わざるをえません。もはや同情や博愛精神などで頑張っても、とても抗し切れる状況ではない日が目の前に迫っているようです。
みなさん。この流れはすでに避け得ないものであることを踏まえつつ考えていただきたいのですが、あのトランプ氏の発言の「イスラム教徒」を「ユダヤ人」という言葉に置き換えてみてください。第二次世界大戦から学んだ現代人なら、これからどういう展開になってくのか、容易に想像がつくのではないでしょうか。あのトランプ氏にはっきり不快感を示しているのがイスラエルのネタニアフ首相です。ユダヤ教の代表みたいな人がイスラム教徒排斥の発言に不快感を示しているのです。普通ならあり得ないことです。しかし彼らユダヤ人は今の時の流れを世界で最も敏感に嗅ぎ取っているのではないでしょうか。世界史の中で最もおぞましい出来事を繰り返すためのお膳立てが再び整いつつある時なのだと。
どうしたらいいのか、私は知りません。すでにこの流れは川の流れと同じで逆戻りなどあり得ないように思います。また聖書の預言書にある終わりの時の様相を想像させるような事態になっているようにも思えます。尤もそれはまったくわからないことで、第二次大戦のさなかにも世の終わりだと思った人も多くいると思いますが。しかし少なくとも今、世界が、国が、人びとが、自分がどこに向かって進もうとしているのか、はっきり覚える時なのではないかと思います。
自分の生活がめちゃくちゃにされるとしたら、話し合いなどという言葉はどこにも似合わない。全力で家を家族を子どもを守るでしょう。人は最終的には自分を守るようにできています。国益という言葉を使って物事を進めようとしている首相がいます。国益という言葉を裏返せば戦争です。 株価をあげてくれるなら、福島がちょっとくらいなおざりにされても目をつぶってしまう人が国民の大半だということです。しかしながら、そのような指導者が支持を得ていく時代でもある。まさにヒットラーが民衆の支持を得ていく構図をリアルタイムで見ているように感じるのは私だけでしょうか。
トランプ氏が大統領に選ばれない程度の分別がアメリカにあることを願うものです。