聖書のことば #11
【救いとは-2】
"狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広く、そこから入って行く者が多いのです。"
新約聖書 マタイの福音書 7章13節
イエス様のことばです。ここに、ひとつの現実が、短くさらっと語られています。それは、「滅び」という確定事項があるのだということ。そして、ただひとつある「狭い門」から入れば、そこから逃れることができる、ということ。
狭い門とは、イエス・キリストのことです。
ヨハネの黙示録には「第二の死」という言葉が4回出てきます。人は一度死ぬことが定められているというのは、ほぼ全ての人が認めるところです。しかしそれは肉体の死です。では霊魂は不滅なのでしょうか。聖書にはこう書いてあります。この世の最終段階において、全ての死んだ者が神の前によみがえって、裁きを受ける。そこで第二の死による永遠の苦しみを伴う滅びか、恵みの救済による永遠のいのちかという、究極の分かれ道があるのだと。
何度も言いますが、福音は滅びからの救済情報なんです。滝壺に向かう川に浮かぶ舟に乗って、何も知らないで昼寝している人たちに、岸辺から大声で警告を発しているのです。「このロープにつかまれ!」と。
新約聖書のヘブル人への手紙9:27-28には、このように書かれています。
"そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように、
キリストも、多くの人の罪を負うために一度ご自分を献げ、二度目には、罪を負うためではなく、ご自分を待ち望んでいる人々の救いのために現れてくださいます。"
さばきは、この地上ではなく、死後にあるんですね。救いとは、そのさばきによる「永遠の滅び」からの救いなんです。
そしてそのために、イエス・キリストは再び来られる(再臨)と、聖書は言っています。
あなたは救いを選び取りなさい。これが福音 = Gospel = Good News のメッセージなんですね。
次回は、「父の愛」です。
God Bless You !