G-Cafe 聖書のことば #90
【信頼できるお方】ヨハネの福音書その7
" ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。
私たちはこの方の栄光を見た。
父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。
この方は恵みとまことに満ちておられた。"
ヨハネの福音書 1章14節
「ことば」とは、#84でご紹介した通り、キリストのことです。
例によって、キリストを示す部分を「キリスト」と置き替えてみますと・・
" キリストは人となって、私たちの間に住まわれた。
私たちはキリストの栄光を見た。
父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。
キリストは恵みとまことに満ちておられた。"
・・となります。
キリストは、神と共におられた「ひとり子としての神」であり、もともと「人」ではなかったんですね。
そのキリストが、私たちの見える形、すなわち「人」という姿で、しかもマリヤの胎から赤子で産まれるという形で来てくださったというのです。
「私たち」すなわち、ヨハネと当時の人々は、この方=キリストの栄光を見たというのです。
それは、この方=イエス・キリストは神のみもとから来られたひとり子なる神、すなわちこの方こそがまことのキリストであるという宣言に他なりません。
そしてこの方=キリストは、恵みとまことに満ちておられた・・と言っています。
恵みとまこと・・
主の恵みとは、これまでずっと書いてきたように、
神の方から来られた。
神から発せられた。
神が一方的に備えてくださった。
・・救いそのものです。
しかも、神に背を背ける者、もともと「御怒りを受けるべき」者のために一方的に与えられたものです。
このギフトのことを「恵み」というわけです。
そしてこれが人々に表された「神の愛」なんだ、と主張しているのが聖書です。
そしてこの方は「まことに満ちておられた」と言っています。
まこととは真実という意味です。それは、曲がったところがなく、ごまかすところもなく、一本の太い線として貫かれている・・、真実とはそういうものです。
キリストはその真実そのものだというわけです。
信じなさいと言われているこの方、イエス・キリストは「信頼に値するお方」で、この方の言われることは決してぶれることはなく、この方を信じる者は決して裏切られることはない、ということです。
でもそれを実際に見るには、本当にこの方が「実在」であることを信じる以外に、方法はないんですね。
ここからすべてが始まるんです。
イエス・キリストは、私たちに示されたただひとつの「恵みとまことに満ちたお方」なのです。
" この方以外には、だれによっても救いはありません。
天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。"
使徒の働き 4章12節
祈り・・「イエス様、あなたを信じます。私の歩みをあなたが導いてください。」
主が聖霊を豊かに注いで、あなたを祝福してくださいますように!
God Bless You !