G-Cafe 聖書のことば #260
【売り切れることのない畑】イエス様のことば 86
" 天の御国は畑に隠された宝のようなものです。その宝を見つけた人は、それをそのまま隠しておきます。
そして喜びのあまり、行って、持っている物すべてを売り払い、その畑を買います。"
マタイの福音書 13章44節
今日のテーマは「売り切れることのない畑」です。
天の御国についてイエス様は、「畑に隠された宝のようなもの」だと言われました。
宝が隠されている畑。一見土で覆われていて何の変哲も無い畑だったのが、そこでその人は宝を見つけたというのです。
それは「天の御国」でした。
この畑・・それは「みことばの畑」のことではないでしようか。
聖書は初めて読む人にとっては他の書物と同じく、言葉で埋め尽くされているただの広大な畑です。人々はそれらの畑で、いろいろなものを見つけるんですが、この人が出会ったのは、全財産を売り払って買う価値のあるほどの畑だったというわけです。
ほかの畑に「天の御国」という宝は埋まっていません。でも最初は他の畑となんら変わるところはありませんでした。
この畑は、掘ってみないことには隠されている宝を見つけることはできないわけです。この人は、そこを掘ってみたんですね。
掘るというのは、みことばの一つにスコップを入れるということです。一行のみことばにぐっと深くまでスコッブを差し込むんです。そうしたら何か固いものにぶつかった・・・。そこには「天の御国」があったというわけです。
その人はそのまま隠してそこを去り、全財産をかき集めて、その畑を買います。
それは、何を差し置いても買わなければならないことが、その人にはわかったからなんですね。
畑の持ち主は天の御国の持ち主、父なる神です。その神のところに行って、畑を買うのです。
私たちは、神に差し出せるほどの財産が果たしてあるのでしょうか。いくらかき集めたって、足りるはずがありません。では、この人が持っていたすべての物とはなんのことでしょうか。それは・・「心」なんですね。
心を差し出す・・。これが私たちが持てるもののすべてなんです。
ある畑に出会います。そこには「天の御国」が隠れていました。それは聖書かもしれませんし、あなたに語られている多くの「神に関する情報」「福音」かもしれません。
それを買い取るのに必要な全財産・・それは、心を神に向け、自分を神に預け、神のものとしていただくという、心からの信仰なんですね。
この畑・・売り切れることはないんです。そして買えない人は、一人としていないのです。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)