" ですから、あなたがたも用心していなさい。人の子は思いがけない時に来るのです。
ですから、主人によってその家のしもべたちの上に任命され、食事時に彼らに食事を与える、忠実で賢いしもべとはいったいだれでしょう。
主人が帰って来たときに、そのようにしているのを見てもらえるしもべは幸いです。
まことに、あなたがたに言います。主人はその人に自分の全財産を任せるようになります。"
マタイの福音書 24章44~47節
終わりの時についてのイエス様の話はまだ続きます。
主人の家のしもべたち・・それは、教会に集うクリスチャンたちのことです。そしてその上に任命されたしもべとは、この「しもべたち」に食事を与える者で、それをしっかりする者が忠実で賢いしもべだというのです。
上に任命された者がしもべたちに食事を与える・・?
この食事とは霊的な食事、すなわちみことばによってその信仰を養うということです。
あれから2000年、数え切れないほどの人たちが「しもべたち」のために任命され、その役割を果たしてきました。しかしこのあとにイエス様が言われたのは「悪いしもべ」の話でした。
それは、主人はどうせすぐには帰って来ないと思い、仲間のしもべたちをたたき始め、酒飲みたちと食べたり飲んだりしているしもべ・・。(48-51節)
しもべたちをたたき始め・・というのは、食事を与えるどころか、他の力によってしもべたちを支配するということです。
しかしイエス様はあっさりと言われています。「仲間のしもべたち」・・と。
しもべたちの上に立たされたと言っても、彼らはみな同じ「主のしもべ」としての仲間だというのです。
神のしもべに与えられる任務・・、それは人に仕えることなんですね。
それはすべての「主のしもべたち」に課せられているのです。
かしらなるイエス様は人に仕え、人々のためにいのちをささげるためにこの地に来られました。
ですから人に仕えることは、イエス様に仕えることなんです。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)