" 私は主が、『ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは聖霊によるバプテスマを授けられる』と言われたことばを思い起こしました。"
使徒の働き 11章16節
エルサレムにいたユダヤ人の仲間たちは、ペテロが異邦人と交わりを持ったことについて彼を非難します。(1節)
それでペテロは、それまでに起きたことのすべてが主のはっきりした介入の中で起こったのだということを、彼らに丁寧に説明しました。
その説明の中でペテロは、イエス様が以前に語られていたことを思い起こしたと言っているんですね。それが今日の箇所です。
イエス様が地上におられた三年半の間、イエス様が話されたことの多くは、弟子たちでさえよく分かりませんでした。
十字架にかかられる話にしてもイエス様は前もって弟子たちにしているのですが、彼らはそれをただ聞いているだけで、それが何ことなのかはさっぱり分からなかったわけです。
この「聖霊によるバプテスマ」というのもそのひとつです。
弟子たちは聖霊が激しく自分たちの上に臨み、明確にそれらのことが起こるのを目で見て初めて、「聖霊のバプテスマ」が何であるかを知るのです。
しかもそれは聖書の預言とも一致するものだということもわかってくるわけです。
聖書に書かれていることは、私たちが想像するより遥かに具体的であって、決して精神論ではないのです。
そしてその聖書には、今の私たちの時代よりもさらに後に起こることもはっきり書かれているのです。
私たちはそのみことばをそのまま「信仰」によって受け取り、それが具体的な言葉なのだという認識をもって聖書に向き合う必要があるんですね。
神はこれから起きることを、すでに具体的に語られているのです。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)