" 彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が「さあ、わたしのためにバルナバとサウロを聖別して、わたしが召した働きに就かせなさい」と言われた。
そこで彼らは断食して祈り、二人の上に手を置いてから送り出した。"
使徒の働き 13章2~3節
エルサレムの教会を支援していたバルナバとサウロはアンティオキアの教会に戻りました。
ここに書かれている「彼ら」とは、教会の預言者や教師のことです。(1節)
彼らが主を礼拝し、断食していると、彼らに聖霊が語られたというのです。
このことからわかるのは、聖霊は同時に複数の人に同じことを語られるということです。
それはスピーカーから出るような声を皆が聞くというのではなく、それぞれが心に語りかけられるということです。
二人が同じことを聖霊に示されて確信を持ったという話は今でも聞きますが、この時には「彼ら」皆がそれを聞いたというのです。
ならばそれはもう、疑う余地はありませんでした。
このとき聖霊は「わたしのために」と言われています。
聖霊の語りかけは主のための働きへの導きなんですね。
イエス・キリストを信じる者と共に歩んでくださる聖霊=御霊(みたま)は、このように具体的にひとりひとりに語りかけてくださるお方なのです。
自分も聖霊の声に耳を傾けようと・・、先ず思ってみませんか。
主のために働く者とされるために・・。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)