" 人々はそれを読んで、その励ましのことばに喜んだ。"
使徒の働き 15章31節
割礼を受けなければ救われないという誤った教えに対して、どのように対処するかという会議がエルサレムの教会で開かれました。
そして彼らは「偶像に供えて汚れたものと、淫らな行いと、絞め殺したものと、血とを避けるように」(15-21節)という指示だけをして、あとは何も重荷は負わせないということに決め、パウロたちはその活動拠点であるアンティオキアの教会にもそれを伝えます。
それで人々は、「その励ましのことばに喜んだ」・・というのが、今日の箇所です。
異なる教えによって混乱していた人々が、このことばでやっと安心できたんですね。
エルサレムの教会の人たちはどのようにしてこの結論を出したかというと、まずペテロやパウロが聖霊に導かれ体験してきた話を聞き、さらにその上で聖書のことばに照らし合わせて結論を出したのです。(13-19節)
私たちは、人の何気ないことばにつかまって、自分がどうしたらよいのか迷ってしまうことがあります。
そのようなときには先ず、みことばは何と言っているかを調べてみましょう。
しかしそれでも、いろいろな選択肢がある場合があります。
その時にはそのどれかを選び、先ず一歩踏み出すのです。
そのとき、聖霊が心に語ってくださるんですね。
「平安」だったり「不安」だったり、あるいは「背中を押す」などの形で・・。
迷ったときの判断材料・・、それは聖書のみことばと聖霊だということです。
これが御霊によって歩むということなんですね。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)