" それから数日後、パウロはバルナバに言った。「さあ、先に主のことばを宣べ伝えたすべての町で、兄弟たちがどうしているか、また行って見て来ようではありませんか。」"
使徒の働き 15章36節
「異なる教え」に対する大問題がやっと解決して、教会に平安が戻ってきた・・その数日後。
パウロはさっそく前回の旅行で行ってきた場所をくまなく訪ね、そこで生まれた教会の人々の様子を見てこようではないかと言った・・、これが今日の箇所です。
自分たちが宣べ伝えた教会が今どのような状態になっているのか・・それはとても気になるのは当然だと思います。
我が子の成長を見に行くようなものですから。
しかしそれは、もう一度自分たちを殺そうとした人々に出会うであろう旅でもありました。
トラウマというものがあります。その地に行けばあのときのことが思い出される。
その旅にパウロは、もう一度出かけてこようではないか・・と言ったのです。
一方では恐れ、そしてもう一方では主への熱い思いと信頼。
こういう場合、私たちの心の目は、そのどちらかしか見ることが出来ないんですね。
パウロの目は完全に主の方を見ていました。
パウロはイエス様に自分のいのちを預けていたのです。
パウロは言いました。「生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死にます。」(ローマ14:8)
パウロは明確に知っていたのです。
主イエスこそが永遠のいのち、本当のいのちであることを・・。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)