" 主はカインに言われた。「なぜ、あなたは怒っているのか。なぜ顔を伏せているのか。
もしあなたが良いことをしているのなら、受け入れられる。しかし、もし良いことをしていないのであれば、戸口で罪が待ち伏せている。罪はあなたを恋い慕うが、あなたはそれを治めなければならない。」"
創世記 4章6~7節
エバはカインを産み、次いで弟のアベルを産みます。
カインは大地を耕す者、アベルは羊を飼う者となります。(2節)
そしてこの二人の子は、しばらくして「主へのささげ物」をもってきました。
カインは「大地の実り」を、そしてアベルは「羊の初子の中から肥えたもの」をささげたと記されています。(3-4節)
この時主は、カインとそのささげ物には目を留められなかったというのです。
それに対してカインはひどく怒り、顔を伏せてしまいます。(5節)
二人ともささげ物を持ってきたのです。
二人とも、主への礼拝者としての務めを果たしているように思えます。
しかし主の二人に対する対応はまったく異なったものでした。
主は二人の「心」を見られたようです。
主はカインのささげ物について「良いことをしていない」という判定を下されたのです。(7節)
神との関係・・それは「心」で決まることのようです。
いつも自分の心の内を、神の光で照らしていただきましょう。
その心の内に、神を喜ばせていないことがあると示されるかもしれません。
しかしそれは怒って顔を伏せるときではなく、神の御心を知るときなんですね。
それは光の道への誘(いざな)いの時なのです。
ハレルヤ! (主の御名をほめたたえます)