" イサクはそこから移って、もう一つの井戸を掘った。その井戸については争いがなかったので、その名をレホボテと呼んだ。そして彼は言った。「今や、主は私たちに広い所を与えて、この地で私たちが増えるようにしてくださった。」"
創世記 26章22節
イサクは非常に裕福になりました。それでペリシテ人はイサクをねたみ、イサクの父アブラハムが掘った井戸をすべて土で埋めてしまうという、不穏な出来事が起こるようになりました。
そこで王アビメレクは、イサクに出ていってほしいと願い出ます。(15-16節)
イサクはそこを去り、ゲラルの谷間に天幕を張って、そこに住みます。(17節)
そしてその地でイサクは、ペリシテ人が塞いだ井戸を掘り起こし、湧き水を見つけるのですが、その土地の羊飼いたちは、それはわれわれのものだと言ってイサクと争います。(18-20節)
そのときイサクは彼らに抵抗することはせず、もう一つの井戸を掘ります。
しかしそこでもまた、彼らはイサクと争います。
この時にもイサクは争おうとすることはせず、さらにもう一つ別の井戸を掘りました。(21節)
そしてそこでは争いが起きませんでした。
この時にイサクが言った言葉・・、それが今日の箇所です。
「今や、主は私たちに広い所を与えて、この地で私たちが増えるようにしてくださった。」
イサクは誰とも争うことをせず、そこから去り、新たにチャレンジをし続けました。
そしてやっと「主が与えられた地」を見つけたんですね。
それは自分が思いもしなかったところだけど、そこには平和があったというのです。
このイサクの姿勢・・、私たちが困難に出会った際の、大事な道しるべとなってくれるかも知れませんね。
ハレルヤ! (主の御名をほめたたえます)