" 一同はヨセフの家に連れて行かれたので、怖くなって言った。「われわれが連れて来られたのは、この前のとき、われわれの袋に戻されていた、あの銀のせいだ。われわれを陥れて襲い、奴隷としてろばとともに捕らえるためだ。」"
創世記 43章18節
やっとのことで、ヨセフの兄たちは末っ子ベニヤミンを連れてエジプトに向かいました。
そして彼らはヨセフの前に立ちます。
その時ヨセフは自分の弟ベニヤミンを見て、盛大に食事会を開くことにしました。
それで彼らはヨセフの家に招かれるのですが、彼らにとってはそんなことは全く思いもよらないことで、そこには何かきっと落とし穴が待っているのだ・・と恐れを抱きます。
自分たちはきっと、ヨセフの家で銀のことで問いただされ、その場で捕えられ、結局奴隷とされてしまうのだ・・と。
彼らは起こってもいない「悪いこと」に心が捕えられ、恐れと不安でいっぱいになってしまったのです。
主はあなたに関わるすべてを成し遂げてくださる・・。(詩篇138:8参照)
それが約束であるのに、この先に起きると思われる「悪いこと」を勝手に想像して、恐れと不安に襲われてしまう・・。
そういうことって、おそらく私たちクリスチャンの誰にもあることなのではないでしょうか。
悪いことを考えてしまう・・。
それは神からくるものではありません。
絶望を持ち込むのはサタンです。
その罠にはまって、それに捕まってしまう・・。
私に関わるすべてを成し遂げてくださる主が共におられるのに・・。
私たちの努めは、ただひたすら主に目をとめることだけなんですね。
悪い考えに心を奪われる時間・・それは不要な時間なのです。
「信仰」に立ちましょう。
ここにのみ、望みがあるのです。
ハレルヤ! (主の御名をほめたたえます)