" しかし、助産婦たちは神を恐れ、エジプトの王が命じたとおりにはしないで、男の子を生かしておいた。"
出エジプト記 1章17節
エジプトの王は、イスラエルの民を奴隷とするだけでは収まらず、イスラエルの助産婦たちに、男子が生まれたら殺すようにと命じます。(15-16節)
ところが・・というのが今日の箇所です。
助産婦たちは神を恐れ・・。
この助産婦たちは王に呼び出され、なぜ命令に従わないのかと問いただされるのですが、彼女たちは知恵を働かせ、「このヘブル人の女は強いので、自分たちが行く前に生んでしまうのです」と答えます。
それで「神はこの助産婦たちに良くしてくださった。そのため、この民は増えて非常に強くなった」と記されています。
さらに助産婦たちは神を恐れたので、神は彼女たちの家を栄えさせた・・と。(20-21節)
詩篇に次のような言葉があります。
" 見よ主を恐れる人は確かにこのように祝福を受ける。" (詩篇128:4)
また「主を恐れることは悪を憎むこと」ということばがあります。(箴言8:13)
神は私たちクリスチャンの心に「キリストの心」を書き記してくださっています。(第一コリント2:16参照)
主を恐れることとは、このキリストの心に従うことでなくて何でしょうか。
そしてそれは「悪を憎む」ことだというのです。
私たちはその「キリストの心」に従うならば、主は私たちに「良くしてくださる」んですね。
" 知恵の初め、それは主を恐れること。これを行う人はみな賢明さを得る。主の誉れは永遠に立つ。" (詩篇111-10)
" 主を恐れよ。主の聖徒たちよ。主を恐れる者には乏しいことがないからだ。"
(詩篇34-9)
ハレルヤ!(主の御名をほめたたえます)