" モーセは心を決めて、この人のところに住むことにした。そこで、その人は娘のツィポラをモーセに与えた。
彼女は男の子を産んだ。モーセはその子をゲルショムと名づけた。「私は異国にいる寄留者だ」と言ったからである。"
出エジプト記 2章21~22節
娘に良くしてくれた「エジプト人」のことを聞いた父は、その人モーセを家に招きます。
それで・・というのが今日の箇所です。
モーセは「心を決めて、この人のところに住むことにした」とあります。
父はモーセに娘ツィポラを与えました。
そして男の子が生まれるのです。
そしてモーセがその男の子に付けた名ゲルショムの意味は「異国にいる寄留者」だというのです。
モーセには「異国にいる寄留者」という思いがしっかりあったようです。
普通でしたら、このままこの地に骨を埋めよう考えるのが一般的な受け止め方かもしれません。
この状況って、私たちクリスチャンみたいだなと思わされます。
私たちはこの地にあっては寄留者・・本当は天の御国に国籍を持つ者が、この地にあってとりあえずは落ち着いて生活をしているけど・・、あるいはとんでもない状況の中に置かれているけど、それはこのまま続きそうな気がする・・。
しかしどのような状況にあっても言えること・・、それは神はクリスチャンであるあなたの上にご計画をもって「今」が与えられているということなんですね。
そして今の状況は、神のご計画の故に「変わる」んですね。
神のご計画がある中で、自分が置かれた思いもしなかったその環境・・それは、無意味なものではないのです。
それはあなたがこの後に導かれる働きにふさわしい器となるため・・。
神はあなたにご計画を持っておられるのです。
今、あなたがどのような状況に置かれていたとしても、そのことは忘れないようにしましょう。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように)