" わたしはあなたがたを取ってわたしの民とし、わたしはあなたがたの神となる。あなたがたは、わたしがあなたがたの神、主であり、あなたがたをエジプトでの苦役から導き出す者であることを知る。"
出エジプト記 6章7節
神である主はモーセに、「わたしがしようといていることは今にわかる」と言われました。それが前回の箇所です。(1節)
それに続いて、神は改めて、これからなさろうとしていることについて、モーセにもう一度確かめるようにして言われました。
それは、わたしの名は主(ヤハウェ) であり、今まではいろいろな名でわたしを示してきたが、それはあなた方の父祖アブラハムを導き、寄留の地であったカナンをこの後あなたに与えると約束したその主である・・と。
そしてわたしはエジプトで奴隷となっているイスラエルの子らの嘆きを聞き、わたしの契約を思い出した・・と。
アブラハムのときからその民を導いてきたわたしが今、このエジプトの苦役からあなた方を「伸ばされた腕と大いなるさばきによって」贖(あがな)うのだ・・と。(2-6節)
そしてそれに続いて言われた主のことばが、今日の箇所です。
わたしはあなた方を取ってわたしの民とする・・。
わたしはあなた方の神となる・・。
あなたがたを苦役から導き出す・・。
これを私たちクリスチャンに重ねて読むと・・。
わたしは、アブラハム以来具体的にその民を導いてきた聖書に記されているその神「主」である。
そしてわたしは、この世からあなた方を取り出してわたしの子としたのだ。
こうしてあなたがたは、神としてわたしをあがめ、礼拝するようになる。
わたしは、あなたを罪の奴隷、死の恐れから解き放ち、約束の天の御国にあなた方を導き入れるのだ・・と。
出エジプト記自体が、私たちの救いの大いなる「型」であることは、これから何度も何度も見て行くことになると思います。
主は世の初めから変わらず、今に至るまで、そして世の終わりとその後の永遠に至るまで、変わらない主なのです。
ハレルヤ!(主の御名をほめたたえます)