" 今、私には分かっています。御国を宣べ伝えてあなたがたの間を巡回した私の顔を、あなたがたはだれも二度と見ることがないでしょう。
ですから、今日この日、あなたがたに宣言します。私は、だれの血に対しても責任がありません。
私は神のご計画のすべてを、余すところなくあなたがたに知らせたからです。"
使徒の働き 20章25~27節
パウロはもう「誰の血に対しても責任がない」と言いました。
それは「神のご計画のすべてを余すところなく知らせた」からだというのです。
パウロが人々に伝えたのは救い主イエス・キリストの存在ですが、実はそれは「神のご計画のすべて」につながる話なのだというわけです。
神のご計画・・、それは神がこの天地万物を創造されてから、聖書に記されている「終わりの時」までのご計画のことです。
アダムの離反に始まり、ノアの洪水、アブラハムの子孫の祝福、出エジプトとイスラエル建国、そして滅亡。
そしてキリスト降臨と十字架と復活、イスラエルの離散、教会の時代、そしてこのあとにやってくる終わりの時の大艱難時代と千年王国。
さらにそのあとには、天地創造以来のすべての者がその行いに応じてさばかれ、最後に「いのちの書に名が書き記されている者」に天の御国を与えてその民とする・・。
神のご計画はここまで続き、実現するのだというのです。
それは神が、この罪にまみれた世の中から、ただ神に拠り頼む者を選び出して造ろうとされている「神の国」の計画なんですね。
聖書にはそのすべてが書き記されているのです。
ハレルヤ! (主の御名をほめたたえます)