" 私は知っています。私が去った後、狂暴な狼があなたがたの中に入り込んで来て、容赦なく群れを荒らし回ります。
また、あなたがた自身の中からも、いろいろと曲がったことを語って、弟子たちを自分のほうに引き込もうとする者たちが起こってくるでしょう。"
使徒の働き 20章29~30節
パウロは各地の教会の監督たちを集めてはっきりと予告したことがあります。
教会の中に「凶暴な狼が入り込み、容赦なく群れを荒らし回る」・・。
恐らくその筆頭は反対するユダヤ人で、「律法」という戒律をそのまま持ち込もうとする者たちであったと思われます。
またパウロは、「あなた方自身の中からも」いろいろ曲がったことを語って、弟子たちを「自分の方に引き込もう」とする者たちが起こってくる、と言っています。
それはいわゆる「党派心」から来る行動です。
私たちは自分の内に「肉の性質」すなわち「自分をそこに表わしたいという思い」が基本的にあるということをを先ず認める必要があるのかもしれません。
自分の考えていることが本当に御霊から来るもの、すなわち「愛」から来ていることなのか、あるいは単に「自分」を主張するためだけのものなのか・・実はそれはとても見分けにくいものなんですね。
心に思ったことはまずワンクッションおいて、みことばに照らし合わせてみる・・。
神のみことばによって、私たちの歩みは確かなものとされるのです。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)