" そこで彼らは日を定めて、さらに大勢でパウロの宿にやって来た。パウロは、神の国のことを証しし、モーセの律法と預言者たちの書からイエスについて彼らを説得しようと、朝から晩まで説明を続けた。
ある人たちは彼が語ることを受け入れたが、ほかの人たちは信じようとしなかった。"
使徒の働き 28章23~24節
噂に聞いていたパウロがいるというので、ローマにいる大勢のユダヤ人たちがやってきました。
ここでパウロが語ったことを見ると、イエス様がよみがえられたあとにエマオという村に向かっていた二人の弟子たちに起こった、あの出来事を思い起こします。(ルカ24章参照)
二人の弟子はよみがえられたイエス様に会っても、それがイエス様だとは分かりませんでした。
イエス様は、十字架とよみがえりのことを何回も話しておられたにもかかわらずピント来ていない弟子たちを嘆き、そして話されたこと・・、それは「モーセやすべての預言者たちから始めて、ご自分について聖書全体に書いてあること」でした。
これこそが、パウロが話したことでした。
それはまさに、聖書に預言されているキリストが今現れたのだ・・という話です。
しかしその話を聞いても、ある人は受け入れましたが、他の人たちは信じようとしませんでした。
エマオの途上の二人の弟子の目が開かれ、目の前にいるのがイエス様だと分かったのは、イエス様がパンを裂き、神をほめたたえるその姿を見たときでした。
話を聞き、そして目が開かれる・・それはもう「恵み」としか言いようのないことであることがわかります。
神の恵みがあなたの上にありますように・・God Bless You !
それは単なるあいさつの言葉ではなく、私たちクリスチャンの切実な願いなんですね。
God Bless You ! (神様の祝福(恵み)があなたの上にありますように!)