" はじめに神が天と地を創造された。"
創世記 1章1節
今回から創世記を追って見ていきたいと思います。
この聖書の最初の一行・・、この短い一行の中には、いくつもの情報があります。
先ずは「はじめに」・・
このことばは、今私たちが感じ取っているこの世界、それは宇宙の果てまでをも含めて、それに始まりがあったということを宣言していることばです。
さらに聖書には、神ご自身が言われたこととして、「わたしは初めであり、終わりである」、また「わたしはアルファであり、オメガである」、また「最初であり、最後である」と記されている箇所がいくつもあります。(イザヤ44:6、黙示録22:13ほか)
要するに、この世にははじめがあり、そして終わりがあるというのです。
そしてその始めと終わりは、この創造主である神がその両方をつかさどられるということを、神ご自身が宣言しておられるということです。
さらに黙示録によれば、この世の終わりがあって、その先には永遠の新天新地が与えられると記されているのです。(黙示録21:1)
実に聖書には、神の計画の全体を見ることができる物差しが示されているのです。
初め、終わり、そして永遠・・
その物差しの上で聖書を読み進む時、それを読む私たちが生きる「今」についても、新しい意味が見えてくるんですね。
ハレルヤ! (主の御名をほめたたえます)