" 神である主は人に命じられた。「あなたは園のどの木からでも思いのまま食べてよい。
しかし、善悪の知識の木からは、食べてはならない。その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」"
創世記 2章16~17節・・(三回目です)
ところで「善悪の知識の木」って、何なのでしょうか。
善悪の知識・・それは天地万物を造られた神である主が、人が歩んで行く上で必要なこととして造られたものです。そしてそれは神の管轄下にあるものでした。
なぜなら、人にはそれを管理する能力はないからです。
善悪の知識は神との交わりの中で、神から直接受け取るものでした。
ですから人はエデンの園において、「善悪の知識の木」から実を取って食べる必要はなかったのです。
それを取って食べる・・それは善悪の知識を神からいただこうとせずに、自分で管理することに決めるという行為であるわけです。
神はそのことを「決してやってはいけないこと」として最初に示されたんですね。
善悪の知識の木からその実を取って食べると、人は神から離れて「神ぬき」で生きようとする者になる・・、そのことを神はご存じだったのです。
それは結局、神を信じようとせず、自分の知識と力で自分を守りながら生きる世界へとつながって行くわけです。
これが実は、アダム以来の人類の姿なんですね。
エデンの園の話・・核心に入っていきます。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)