" さらにエサウは、カナンの娘たちを、父イサクが気に入っていないことを知った。
それでエサウはイシュマエルのところに行き、今いる妻たちのほかに、アブラハムの子イシュマエルの娘で、ネバヨテの妹マハラテを妻として迎えた。"
創世記 28章8~9節
エサウは父が改めてヤコブを祝福したこと、そして父の家の血のつながっている者から妻を迎えるために、ヤコブを送り出したことを知りました。
それでエサウは、両親が自分の二人の異邦人の妻を気に入っていないことに気がついたというのです。
それでエサウは、イサクの兄イシュマエルの娘を妻として迎えます。
しかしこのイシュマエルは、アブラハムの妻サラから生まれたのではなく、女奴隷エジプト人ハガルから生まれた子でした。
エサウはこれで両親も少しは安心するかと思ったのでしょうか。
しかしこの妻も結局、エジプト人という異邦人の血が混ざった娘であったわけです。
そしてここでエサウについての話は終わり、次に出てくるのはエサウの子孫の一族、異邦人としてのエドムなのです。
私たちクリスチャンは、神の子としての系図に入れられる者となりました。
しかしその歩みの中に「他の血」すなわち、神以外の偶像をそこに混ぜては絶対にいけないんですね。
そのようなことをするなら、私たちはそのまま霊的な「異邦人」になってしまうのです。
主だけをあがめ慕い求めていくことは、私たちにとって、神の国の相続人として歩み続けるための最重要ポイントなのです。
ハレルヤ! (主の御名をほめたたえます)