" 神はまた、彼に仰せられた。「わたしは全能の神である。生めよ。増えよ。一つの国民が、国民の群れが、あなたから出る。王たちがあなたの腰から生まれ出る。
わたしは、アブラハムとイサクに与えた地を、あなたに与える。あなたの後の子孫にも、その地を与えよう。」"
創世記 35章11~12節
ヤコブとその家族は問題が起きたシェケムを出て、ベテルに来ます。
それは、ヤコブが兄から逃れて旅に出たとき、神の使いがはしごを上り下りしている幻を見たという、その場所です。
ここで神は再びヤコブに現れて言われました。
・・あなたはもうヤコブとは呼ばれない、イスラエルがあなたの名となる・・と。
それに続いて神である主は、アブラハムに(12-22章)、そしてその子のイサクにされた(26章)のと同じ約束をヤコブにもされた・・、それが今日の箇所です。
主は三代にわたって同じ約束をされ、それが実に千年後にその通りに成就するのです。
神の約束がどれだけ確実で、あらかじめ定められたことであるかを、ここに見ることができます。
さて、私たちに約束されている天の御国・・、それは世の終わりの時を迎えて、そのあとにやってくるということが、聖書の随所に記されています。
それは三回どころの話しではありません。
旧約聖書の後半の預言書群にも、イエス様ご自身も、パウロを初めとする弟子たちも、さらに聖書の最後のヨハネの黙示録には、その時の様子がリアルに記されているのです。
聖書を手にしている私たちは、その約束をすでに知っているだということを、いつも覚えていたいものです。
ハレルヤ! (主の御名をほめたたえます)