" 彼らはヨセフの前で、年長者は年長の席に、年下の者は年下の席に座らされたので、一同は互いに驚き合った。"
創世記 43章33節
ヨセフの家の管理人は、それまで留置されていた次男のシメオンを含む十一人の兄弟達を丁重に扱い、ヨセフの食卓に着かせます。
彼らは指定された場所に座りました。
そうしたら驚くべきことに、自分たち兄弟の年齢の順番通りに席が指定されていたというのです。
一同は互いに驚き合った・・。
それはヨセフが実の兄弟だったからわかったことではありますが、それは兄弟達にとっては、すべて見抜かれているという、どちらかというと畏怖の念さえ覚えた出来事だったのではないでしょうか。
自分たちしか知らないはずのことに従って、自分たちが取り扱われている・・。。
私たちの人生にも、このようなことって、ないでしょうか。
何か自分が知らない存在が自分のことをちゃんと見ていて、その通りに自分の歩みが導かれている・・。
神はあなたのことを、あなたが自分について知っている以上にご存知で、それに従ってあなたを取り扱っておられる・・。
しかもその上には、守りと祝福の約束があるというのです。
" (神は)あなたの父祖たちが知らなかったマナを、荒野であなたに食べさせてくださった。それは、あなたを苦しめ、あなたを試し、ついにはあなたを幸せにするためだったのである。" (申命記8:16)
神は、あなたのことをはっきり見ておられるのです。
ハレルヤ! (主の御名をほめたたえます)