" こうしてヨセフは兄弟たちを送り出し、彼らが出発するとき、彼らに言った。「道中、言い争いをしないでください。」"
創世記 45章24節
そして今日の箇所・・、それはヨセフがエジプトから兄弟達を送り出すときに言った言葉です。
・・道中、言い争いをしないでください。
それはこの一連の出来事について、兄たちがヨセフを奴隷に売り渡した当時の過去を振り返り、なぜこうなったのか、誰の責任でこうなったのかなどと言って言い争いなどはしないでくださいね・・ということなのではないでしょうか。
私たちは過去の失敗を、この後の歩みのために役立てるなら良いのですが、それを自分を責めるための材料にしてしまうことがあります。
あのとき、あんなことをしなければよかったのに・・など。
私たちは罪深く弱い者で、いくらでも失敗する者なのです。それが私たちについての大前提なんですね。
ヨセフと兄弟達の場合、神はヨセフの愚かさ、そして兄弟達の愚かさをも用いて、神はこの最善の計画を成就されたのです。
私たちクリスチャンには今、「全てを益としてくださる主」が共にいてくださるのです。(ローマ8:28参照)
私たちは実に、主とつながっていることによって、自分の愚かささえも恐れずに前進していくことができる者とされているのです。
ハレルヤ! (主の御名をほめたたえます)