" すると神は仰せられた。「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下ることを恐れるな。わたしはそこで、あなたを大いなる国民とする。
このわたしが、あなたとともにエジプトに下り、また、このわたしが必ずあなたを再び連れ上る。そしてヨセフが、その手であなたの目を閉じてくれるだろう。」"
創世記 46章3~4節
イスラエル(ヤコブ)は自分に属するすべての者を伴い、エジプトに向かいました。
その途中、べエル・シェバに来た時、ヤコブは父イサクの神にいけにえを献げました。(1節)
このべエル・シェバはアブラハムそしてヤコブの父イサクが長く住んだ地です。
その夜、神はイスラエルに「ヤコブよ、ヤコブよ」と語りかけます。
そのときにヤコブが答えた返事は「はい、ここにおります。」でした。(2節)
はい、ここにおります・・。
それは、私はいつもあなたに目をとめ、あなたが仰られる事に耳を傾けています・・という意味です。
その時主がヤコブに語られたのが、今日の箇所です。
それはアブラハム、イサクに示され、またヤコブにも二度にわたって示された祝福・・「あなたを大いなる国民とする」・・でした。
そしてそれだけではなく、エジプトからこの地に再び連れ戻すという、最終的な神のご計画についても語られます。
そしてヤコブ自身については、「ヨセフが、その手であなたの目を閉じてくれるだろう」と、ヤコブの地上における生涯についても主は語られたのでした。
それはまさに、至れり尽くせりの神からの祝福のことばでした。
神は私たちクリスチャンに対しても、私たちを大いなる国民「神の民」とされたこと、そして「天の御国」に連れ帰ること、また私たちの地上の生活においても、神は私たちの歩みを守り、その生涯を全うさせてくださること・・この至れり尽くせりの約束をしてくださっているのです。
あなたはそのことを、いつも確信をもって歩みたいと思いませんか。
「はい、ここにおります」・・実はこれがその秘訣なんですね。
ハレルヤ! (主の御名をほめたたえます)