" 主は私の力、また、ほめ歌。主は私の救いとなられた。この方こそ、私の神。私はこの方をほめたたえる。私の父の神。この方を私はあがめる。"
出エジプト記 15章2節
イスラエルの民は主の圧倒的な力により、エジプトから救い出されたことを知りました。
そこでまず最初に彼らがしたこととして記されているのがこの15章の1節から18節までの、主に向かって歌った賛美の歌です。
今日の箇所はその一部の一節です。
主は私の力・・、このことばは私たちが日常的に口から出したい信仰のことばですね。主「が」あなたの力なんです。
また、ほめ歌・・、私たちはこの主なる神を私たちの地上での生涯の完全なる「オールマイティ」として、恵みによっていただいたのです。ですから主は私の「ほめ歌」なんですね。
主は私の救いとなられた・・、今までは他に求めていたものがあったかもしれない。しかし今はこの主以外に救いはない・・このこともいつも心に刻んでいたいですね。
そして・・、この方こそ私の神・・、と毎日大声で叫びたい。この方こそ私たちがこの世に生を受けて見いだすことのできた最大の宝なのです。
私はこの方をほめたたえる・・、私たちは、主への賛美を毎日ささげるべき者なんですね。
イスラエルの民の信仰はこの時点でマックスに達しました。
ただ、何度も書いていますが、その舌の根も乾かないうちに極度な困難に遭遇すると、そんなことはすっかり忘れて、モーセと神に絶望し、エジプトは良かったなどという不遜なことばを発するようになる・・。(16章3節参照)
しかし、これも私たちなんですね。
私たちは日頃から祈りとみことばをもって、この最高の宝、オールマイティである主に近付くことに、心を尽くそうではありませんか。
そこが勝利の場所なのです。
ハレルヤ!(主の御名をほめたたえます)