" 主はモーセに言われた。「見よ、わたしはあなたがたのために天からパンを降らせる。民は外に出て行って、毎日、その日の分を集めなければならない。これは、彼らがわたしのおしえに従って歩むかどうかを試みるためである。"
出エジプト記 16章4節
イスラエルの会衆は、一月に及ぶ荒野の旅が続き、とうとう不平を言い始めました。
言うまでもなく、主はこの会衆の不信仰なことばを聞かれました。
そこで主がモーセに言われたのが今日の箇所です。
あれ?、主はこの民のことばを聞いて怒られなかったの?と思いますが、実はこのあと、主はこの民に強烈な教訓を与えられるんですね。
しかし今日は、この主の「天からのパン」についてのことばに注目してみましょう。
会衆は、もう食べるものが何もないという現実を目の前にして、この先を悲観して、主とモーセに対する不遜なことばを口から垂れ流すようにして吐きました。
その民に主が知らせようとしたこと・・、それは「あなたが享受しているすべてのものは『わたし』が与えているのだよ」ということでした。
わたしはこれから毎日、天からパンを降らせるが、それを一日分だけ集めよと、主は言われました。
一日分だけ集めてそれ以上は集めない・・それは、明日のことは考えないということです。
そしてそれは、明日も日々の糧を与えてくださる主がおられるということを信じるということです。
私たちが得ている日ごとの糧・・、私たちはそれが主によって与えられているのだと、本当に思っているでしょうか。
今与えられているものすべてが、主が与えてくださっているものだと認識するなら、あなたはこの主に対して何をしますか?
主はあなたがその心を用いて、主に応(こた)えるを待っておられるのです。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)