G-Cafe 聖書のことば #82
【神の賜物】エペソ2:1-9より
" この恵みのゆえに、あなたがたは信仰によって救われたのです。
それはあなたがたから出たことではなく、神の賜物です。"
(エペソ人への手紙 2章8節)
救いについての捉え方として、この最初の二行は、とても大切なことを教えてくれています。
それは、上から来る「恵み」と、私たちの側から発する「信仰」、そして結果として「救い」。この三つはセットなんですよというものです。
救いは、神が提示された恵みに対し、人が受け取るという形で実現するのだということです。
そしてさらに、次の説明が加わります。
「それはあなたがたから出たことではなく、神の賜物です。」
賜物とは、神から一方的に与えられた良いもの、という意味です。
ここでやんわりと、次のように注意しているわけです。それはあなたがたから出たことではないのですよ・・と。
それはただ恵みとして、ありがとうございますと言って、受け取るしかないものなのですよと。
神を本当に神とするというのは、肉の性質を持った私たちが最も苦手とすることなんですね。
でも、聖書に書かれている恵みを、私たちが本当に理解するために、最低限に必要なことが、このことなんです。
主は言われます。
"地の果てのすべての者よ。
わたしを仰ぎ見て救われよ。
わたしが神だ。
ほかにはいない。"
イザヤ書 45章22節
そしてもうひとつ、パウロの言葉をここにご紹介します。
" すべてのものが神から発し、神によって成り、神に至るのです。
この神に、栄光がとこしえにありますように。
アーメン。"
(ローマ人への手紙 11章36節)
神を本当に神と認めること・・。これって、結構な難関なんですね。
祈り・・「主よ、あなたを本当の神だと認めるとは、どういうことなのか、私にもわかるようにしてください。」
主が聖霊を豊かに注いで、あなたを祝福してくださいますように!
God Bless You !