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ドラマー市原康のなんじゃもんじゃ

ライブのご案内/キリスト教談義を中心にお届けしています
G-Cafe 聖書のことば #193

 山上の垂訓・第12回

【天の御国に入る資格】イエス様のことば 18

" ですから、これらの戒めの最も小さいものを一つでも破り、また破るように人々に教える者は、天の御国で最も小さい者と呼ばれます。
 しかし、それを行い、また行うように教える者は天の御国で偉大な者と呼ばれます。
 わたしはあなたがたに言います。
 あなたがたの義が、律法学者やパリサイ人の義にまさっていなければ、あなたがたは決して天の御国に入れません。"
 マタイの福音書 5章19~20節

 今日のテーマは「天の御国に入る資格」です。

 前回の17-18節では、イエス様の話の矛先が律法学者やパリサイ人に向けられたということを見ました。今日の箇所は、まさにそのことがわかる箇所です。
 この文脈から見ますと、このユダヤ人の指導者たちは天の御国に入れない、ということになります。

 神からの戒めは、本来ならきっちり従うことが求められているものです。イエス様も律法の一点一画も消え去ることはない(18節)と言われました。
 彼らパリサイ人や律法学者は、民衆に対して神の言葉を伝え教える者として立てられた人たちです。その彼らに対して言われているこの言葉は、それをあなた方は全くしていないではないかという指摘です。完全に失格だということです。

「律法学者やパリサイ人の義」とはどういうものなのでしょうか。
「義」とは正しさのことです。「それで良しとしていること」のことです。

 イエス様は彼らを評して「白く塗った墓のようなものだ。外側は美しく見えても、内側は死人の骨やあらゆる汚れでいっぱいだ。(マタイ23:27)」と言われました。簡単に言ってしまえば、その心は外見を繕うことで一杯になっていて、内側の「汚れ」について、悲しもうともしていない。そしてそれで良いと思っている・・ということになります。

 厳しいですね。でもこれって・・他人事ではないんですね。パリサイ人や律法学者というのはそういう人たちだったんだぁ、とか言って見ている場合ではないのです。これは実は私たちに言われていることなんですね。

 私たちの心の基本は「自分ファースト」なんです。それはパリサイ人や律法学者に限ったことではなく、私たちもそうなんです。人はそのような「肉の性質」を背負って、この世では生きていくしかない者なのです。
 イエス様は、この話を弟子たちにしました。それは彼らが後に聖霊を受ける時に備えるために、このことをあらかじめ語られたんですね。イエス様の十字架の意味を知る土壌は、自分を直視するところにあるからです。そうでなければ、十字架は必要なものではなくなってしまうのです。

 十字架で死んでよみがえられ、天に上り、今も生きておられるイエス・キリストご自身が、人の罪の性質に関しての完全な解決なんです。なぜなら、イエス・キリストが私たちの身代わりの死となり、よみがえりとなってくださったからです。

 天の御国に入る資格は、自分の罪を認める人であるということなんですね。
 そしてそのためには、イエス・キリストを自分のうちに迎えれば良いのです。


 God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)
 
 
2020.07.28.Tue 11:36 | 未分類 | trackback(0) | comment(0)
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