G-Cafe 聖書のことば #241
【いのちを握るお方】イエス様のことば 66
" 二羽の雀は一アサリオンで売られているではありませんか。
そんな雀の一羽でさえ、あなたがたの父の許しなしに地に落ちることはありません。
あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています。
ですから恐れてはいけません。
あなたがたは多くの雀よりも価値があるのです。"
マタイの福音書 10章29~31節
福音を述べ伝えるに当たって、死についてのイエス様の話はさらに続きます。
この一羽の雀の話は、聖書の中でも有名な話です。
小さな雀の命・・それが終わるという、私たちが知らないうちに起こるこの一つ一つのことも、「父の許し」があってはじめてそうなるのだというのです。
私たちの命も、父の許しがあるから終わるのだというのです。死は神の権威の中で決められるのだということを、改めて教えられます。
今日のテーマは「いのちを握るお方」です。
そして結論は、「ですから恐れてはいけません。」です。
死を恐れないと言ったら嘘になるでしょう。しかし神はあなたのことをご存知で、その死に関しては雀の死を決めるのとはわけが違うのだというのです。
あなたの髪の毛さえ、すべて数えられている・・、それはあなたに関わる全てのことについて、神は責任を持っておられるということです。衣食住のこと、健康のこと、心のこと、仕事のこと、出会いのこと。
それは、その全てに関して私たちは、その責任を父なる神に問うことができるということです。
私たちに起こる全てのことは、悲惨なことも、幼少での死も、理不尽な出来事でさえも、全て父なる神の管轄の中で起きているというわけです。
ですから私たちはそのすべてのことに関して、不服を申し立てる先もこの父なる神です。
神が定められたことがひとつあります。それは人が「神を呼び求めることができる」ようにされたということです。
人が神を呼び求め始める以前は、神は人に関するすべてのことの一方的な管轄者です。しかし人が神を呼び求めることによって、人の歩みは神との相互の関係の中で始まるというのです。
神との関係を持つというのは、人に与えられた最高の特権なんですね。
そしてその中を歩む者とされなさいと、神はあなたに手を差し伸べておられるのです。
「あなた方は多くの雀よりも価値があるのです。」と、イエス様は言われるのです。
神は永遠なるお方で、私たちをその永遠に招き入れようとされているお方なんですね。
「ですから恐れてはいけません。」・・このように神は私たちに語りかけてくださっているのです。
信じてみよう、いのちを握るお方を・・。
それが神との奇跡の出会いの第一歩なのです。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)