G-Cafe 聖書のことば #247
【口が心を証明する】イエス様のことば 72
" あなたは自分のことばによって義とされ、また、自分のことばによって不義に定められるのです。"
マタイの福音書 12章37節
今日のテーマは「口が心を証明する」です。
イエス様が悪霊につかれた人を癒されるのを見たパリサイ人たちは、その力は悪霊から来ているのだと主張します。
それに対してイエス様はパリサイ人たちに言われました。
あなたがたは聖霊によってなされているこのわざを、悪霊によるものだと言っています。それは聖霊を冒涜することであって、そこまで言ったらもう、神に近づく道は完全に閉ざされてしまいますよ・・と。
続いてイエス様はパリサイ人たちに「木」と「実」の関係の話をされます。
木は、実を見るだけでその本質がわかるわけで、良い実が実るならそれは良い木で、悪い実を実らせるならそれは悪い木です。それと同様に口から出る言葉は「実」であって、その人のことはその実でわかるのです・・と。
「心に満ちていることを口が話すのです」(34節)・・と。
パリサイ人たちの言葉は、イエス様がされることをことごとく神からのものではないと否定するものでした。
彼らの心に満ちていたこと・・それはイエス様をキリストとは決して認めないぞ、というものでした。
イエス様のことばを聞いたパリサイ人たちは、さらにこう言います。「先生、あなたからしるしを見せていただきたい」と。
でもそれは結局「あなたが神の子ならしるしを見せてみろ」ということであって、自分たちはあなたをキリストだとは思ってはいないよということを、あからさまに現わす言葉であるわけです。
このことは逆の見方をすれば、ことばで心を見せることができるのだということがわかります。
イエスを神の子と信じ、そこに救いがあると信じるならば、あなたは救われます。
しかしそのことは「言葉に言い表す」という実を実らせることで、あなたは自分の信仰を神に表明することができるし、自分でもそのことを確認することができるのです。
" 人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。"
ローマ人への手紙 10章10節
イエス様は、あなたの罪のために十字架にかかられ、死んでよみがえられた神の御子・・いのちそのものであるお方です。
その方を救い主として信じ、神に向かって口で告白するなら、あなたは新しい人になるというのです。
「あなたは自分のことばによって義とされる」のです。
祈り・・「イエス様、私はあなたを信じたいと思います。私を導いてください。」
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)