" イエスは立ち止まり、彼らを呼んで言われた。「わたしに何をしてほしいのですか。」
彼らは言った。「主よ、目を開けていただきたいのです。」
イエスは深くあわれんで、彼らの目に触れられた。すると、すぐに彼らは見えるようになり、イエスについて行った。"
マタイの福音書 20章32~34節
刻一刻と十字架の時が迫っているその時の話です。そこはエルサレムまで20キロ足らずのところでした。
イエス様の周りには少なくとも七十人の弟子たちと女性たちがいましたから、100人以上の取り巻きがいて、さらにイエス様に付き従っている大勢の人々、そしてそこに群衆が押し寄せるという状態でした。
盲人は叫びました。あまりの人垣でイエス様のところには近づけなかったので、叫ぶしかなかったのです。
もう時がない・・。彼らは直感していたのではないでしょうか。
イエス様は盲人の声を聞き逃しませんでした。
イエス様は彼らを呼び寄せ、尋ねました。「わたしに何をして欲しいのか」。
それに対して彼らは「主よ、目を開けていただきたいのです」と。求めははっきりしていました。
彼らは直感していたのではないでしょうか。今この時しかイエス様に近づける時はない。
なぜかこの記事を読むと、今の時代を思い起こすんですね。
今のこの時を逃したら、もうイエス様に近づくチャンスがない・・。
その時に、叫び求めよ。イエス様に。
イエス様を救い主、神の子キリストと信じて「私を憐れんでください」・・と。
時は近い。すでに2000年経って、イエス様が再び来られる時が目前に迫っている・・。
しかし直前でも叫び求めれば、イエス様はあなたに振り向き「わたしに何をして欲しいのか」と尋ねてくださるお方なんですね。
彼らはすぐに見えるようになり、イエス様について行った・・とあります。
残りの生涯をイエス様について行く人になる・・それは天国への道を歩む人になるということです。
それは短いときかもしれませんが、地上で果たすべき仕事をした人として、喜びと希望を持って残りの時を過ごす人に変えられるんですね。
この地上にいる間に果たすべき仕事・・、それはまことの神を信じることです。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)