" わたしはおまえたちに言う。今から後、『祝福あれ、主の御名によって来られる方に』とおまえたちが言う時が来るまで、決しておまえたちがわたしを見ることはない。」"
マタイの福音書 23章39節
21章から23章にかけては、イエス様のパリサイ人や律法学者たちに対する痛烈な批判の言葉で埋め尽くされています。そしてその最後が今日の箇所です。
「おまえたち」というのは、神から遣わされた神の御子キリスト(イエス)をかたくなに拒み続けるユダヤ人たちを指しています。
ここに書かれていることを裏から見ると、そのユダヤ人たちが再びイエス様を見る時というのがあって、そのときには「主の御名によって来られる方に祝福あれ」と彼らは言う・・ということになります。
イエス様は再び天から迎えに来られ、「イエス・キリスト」というしるしを持つ者たちを、死者もろともご自分のもとに引き上げられる・・。
さらに最後にもう一度、さばかれる方として再び来られ、イエス・キリストのしるしを持つ者を選び分けられる・・。
これが聖書に書かれていることです。
ユダヤ人は、私たち異邦人より一歩遅れてイエス・キリストを認めるようになる・・これが聖書の筋書きなんですね。
神はユダヤ人 (イスラエルの民) を決して見捨てない・・これは初めからの神の約束です。
彼らがまことの父のもとに再び帰って来るときがあるのだと、聖書は言っているんですね。
しかし残念なことに、「招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない」(マタイ22:14) というのです。
神の全体の計画がある・・それが聖書には書かれているんです。そして私たちはその中に生かされ、そこで「福音」を聞いているのです。
福音というのは、とてもリアルな神の計画の中での話なんですね。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)