" イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちがひそかにみもとに来て言った。
「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのですか。あなたが来られ、世が終わる時のしるしは、どのようなものですか。」"
マタイの福音書 24章3節
イエス様は、弟子たちが目の前にしている神殿が粉々に崩壊する日が来るのだ、と言われました。その時のことについて弟子たちは、こんな質問をします。
「あなたが来られ、世が終わるときのしるしは、どのようなものですか。」
弟子たちにとって神殿が崩壊するというのは、まさに「世の終わり」の出来事でした。
弟子たちの質問からわかることは、イエス様は常日頃から弟子たちに次のことを教えておられたということです。
それは、イエス様は再び来られ、そしてこの世は終わるということです。
聖書は道徳の本ではありません。
神が天地万物を造られ、人を造られたところから始まり、その終わりまでという、神の全ての計画が記された書物です。
あれから2000年経った今、私たちは、あのイエス様のことばはただの絵空ごとだったんだと思うのではなく、逆にそれが着々と近づいていることを肌で感じています。
なぜなら、聖書に書かれているその他の多くの預言を通しても、そのことが実現する方向に向かっていることがわかるからです。
その時には、偽キリストが現れ、民族紛争、戦争、飢饉、地震がある・・、
しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりなのです。(5-8節)・・とイエス様は言われました。
ということは、まだまだ他にも多くのことが起こるのだということです。それがこのあと24章全体で語られています。
この箇所の私たちへの一番大きなメッセージは、「その時は本当にあるのだ」ということです。そうでないのなら、聖書はただの「妄想の書物」です。
私たちは宇宙の大きさの話を聞くと、気が遠くなるような感覚を覚えますが、この話はそれ以上の大きなスケールの話なんですね。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)