" さて、祭司長たちと最高法院全体は、イエスを死刑にするためにイエスに不利な偽証を得ようとした。
多くの偽証人が出て来たが、証拠は得られなかった。
しかし、最後に二人の者が進み出て、こう言った。
「この人は、『わたしは神の神殿を壊して、それを三日で建て直すことができる』と言いました。」"
マタイの福音書 26章59~61節
イエス様はとうとう捕らえられ、大祭司カヤパのところに連れて行かれ、そして裁判が始まります。
訴える側と弁護する側の証人のことばをもとに、そこから判決を下すべき裁判・・しかしこの裁判の判決は決まっていました。
この裁判はイエスを死刑にするために、とにかく強引な形で進められていったのです。
実はここには、二つの「計画」が重なっています。
一つは、ユダヤの指導者たちがとにかく自分の地位を守るためという、神を無視した「罪」の標本のような所業によって進められたイエス殺害の陰謀。
そしてもうひとつ。それはこのこと自体が、この世が始まって以来の神の最大の計画の始まりだったということです。
悪が勝ってしまったのか・・と思われるそのとき、神の計画は着実に進んでいた・・。
すべての出来事は、神の御手の中にあるのです。
どうして戦争があるの?、どうして不幸があるの? この世の理不尽は尽きることがありません。
そんな世に、神はまことの救い主の情報を世界中に示されたのです。
それをつかむ者を神は、最後に用意しておられる「悪から完全に解き放たれた世界」の住民とする・・、これが神の計画なんですね。
この暗闇の中で、神の救済のロープをあなたの手でつかみなさい・・。
これが神からのメッセージなんです。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)