" それが分かったので、ペテロは、マルコと呼ばれているヨハネの母マリアの家に行った。そこには多くの人々が集まって、祈っていた。"
使徒の働き 12章12節
神の御使いは、牢につながれているペテロを厳重な警備の中から救い出しました。
ペテロは気がついたら外の通りを歩いていた・・その時のことです。
「それがわかったので」とあります。
それは、主が御使いを使わして自分を救い出してくださったことがわかったということです。
ペテロは解放されたのだから仲間のところに直行するのは当たり前のことだと思うのですが、なぜ「それが分かったので」と、わざわざ書かれているのでしょうか。
以前に捕らえられたヤコブはすでに殺されていますから、ペテロは死を覚悟していたに違いありません。ですから再び彼らのところに戻るには、ペテロといえども自分を奮い立たせる必要があったはずです。
その時ペテロは、主がヘロデの手から、そしてユダヤの民のもくろみから救い出してくださったということが「わかった」わけです。
それは自分が天の意向に沿って歩むべき者とされていることを、ここで改めて思い起こしたということなんですね。
私たちクリスチャンはこの世の最前線で戦う、神の兵士なのです。
そしてその兵士は、司令長官である主が計画されることは、すべての民を光の中に招き入れることだと確信していますから、どんなことでも喜んで従っていくのです。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)