" 神のことばはますます盛んになり、広まっていった。"
使徒の働き 12章24節
この「使徒の働き」をはじめから見てみると「ますます〜広まっていった」という箇所が三箇所あります。
5章14節・・そして、主を信じる者たちはますます増え、男も女も大勢になった。
・・それは使徒たちの手により多くのしるしと不思議が行われた結果でした。しかしそれをきっかけに大祭司たちの迫害が始まります。
6章7節・・こうして、神のことばはますます広まっていき、エルサレムでの弟子の数が非常に増えていった。また、祭司たちが大勢、次々と信仰に入った。
・・これは、教会に所属する人々の数が膨れ上がり、教会のことのために仕える人々が7人選ばれた後のことでした。そしてその中の一人、ステパノは人々の石打ちによって殉教を遂げます。
そして今日の箇所・・
ヘロデ王はヤコブを殺害し、続いてペテロをも捕らえましたが、ペテロは御使いによって助け出されます。そしてこの後、王は人々の前で演説しているときに、虫にかまれて死んでしまいます。
そしてこのあと、バルナバとサウロによってアジアとギリシャ、さらにはローマへの宣教の旅が始まり、この地域に一気に教会が誕生するのですが、この旅の上にも激しい迫害と苦しみが伴っていました。(13章〜)
イエス・キリストの名が広まって行くとき、そこでは主を信じる者たちが血を流しているのです。しかしそこにはいつも爆発的な「広がり」がありました。
広まっていった「神のことば」・・それはまさに、イエス・キリストが全ての人のためにご自分のいのちをささげ、血を流されたこと・・そのことに他ならないのです。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)