" バルナバは、マルコと呼ばれるヨハネを一緒に連れて行くつもりであった。
しかしパウロは、パンフィリアで一行から離れて働きに同行しなかった者は、連れて行かないほうがよいと考えた。
こうして激しい議論になり、その結果、互いに別行動をとることになった。バルナバはマルコを連れて、船でキプロスに渡って行き、
パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて出発した。"
使徒の働き 15章37~40節
聖書の中に「御霊による一致」ということばがあります。
" 謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに耐え忍び、平和の絆で結ばれて、御霊による一致を熱心に保ちなさい。" (エペソ4:2-3)
これは他 でもない、パウロのことばです。
しかし今日の箇所では、バルナバとパウロが激しい議論になり、このあと二人は別々の道を行くことになります。
ここでは「御霊による一致」はなかったようです。
御霊の思いよりも、自分の考えを優先させること・・私たちもひょっとしたら、むしろそういうことの方が多いかもしれません。
私たちクリスチャンはみな「工事中」だという風に言われることがあります。
それはまさしく、栄光から栄光へと、主と同じ形に姿を変えられていく工事です。(第二コリント3:17-18)
しかもその工事は終わらないんですね。
彼ら(パウロ,バルナバ,マルコ) は後に「主にある同労者」となっていることが、他の聖書の箇所から分かります。
御霊による一致・・そのためには互いに変えられていく必要があるということなんですね。
どのようなことの中でも、まず自分を主に預けて、変えていただくことを願っていきましょう。
God Bless You ! (神様の祝福がありますように!)