
ゴールデンウィークは名古屋の母の所へ。怪我や事故が重なって手押し車がなければ歩けない母。体もだいぶ弱ってきて、身辺の整理などを始めたりしている。そんな母がぽつりぽつりとしてくれる話は今まで聞いたこともないとんでもない話があったりする。そうだったんだ・・と。もうこの年になって遠慮する人もいなくなったのか、今頃になって息子が知る母の真実の姿(笑)。オレはひとつ間違ったら今頃この世にいなかったんだ・・なんて、そんな話も出てくる。
そんな母を連れて、豊田市の香嵐渓というところへいってきた。紅葉の名所で今は新緑。昨年亡くなった父と共に、あれは50才を過ぎてからだが、運転免許を取って二人で行って来たところだという。今や観光地化して、記憶に残るところがひとつもないと言っていたが、車椅子で森林浴三昧。勿論舗装道路ばかりではない。ゴトゴトと車椅子で山を巡った。ひとつひとつの出来事。大切な時間。